【ママ必見】小学生の集中力を高める遊びは?楽しみながら集中力を高めよう

    集中力を高める遊び 小学生

    「小学生の集中力を上げる方法はありますか?」
    「小学生になるのに集中力が続かないのはなんで?」

    子供が小学生になるのに、集中力がないのはなぜでしょうか?
    この記事では、小学生になっても集中力が続かないことにたいして考えられる原因を解説していきます。原因を踏まえたうえで、子供の集中力を上げることはできるのでしょうか。また、小学生の集中力を高める遊びを紹介していますので、実践してみてください。

    ※2024年11月05日時点の情報です。

    目次

    小学生の集中力が続かない原因とは?

    家で宿題や勉強をさせても子供の集中力がなかなか続かないと感じているかたも多いのではないでしょうか。子供の集中力は、あまり長くは続かないものです。

    子供の一般的な集中力の持続時間は、

    • 乳幼児~小学校低学年:年齢+1分
    • 小学校高学年:15分

    といわれています。

    時間にしてみるとすごく短く感じてしまいますが、大人でも集中力がもつのは45分と言われており、15分周期で集中力の波がきます。そのため、大人でも深く長く集中する時間を持続するのは難しいことです。子供が集中できる時間を過度に期待せずに、集中力を保つための工夫をして、集中できる時間を少しづつ伸ばせるようにしましょう。

    小学生でも気が散るのは当たり前!集中できる工夫はこの3つ

    小学生になり、子供も大きくなってきて集中できて当たり前…と思っていませんか?小学生でも何かに没頭して集中し続けるのは大変なことなので、まずは集中できる環境になっているか確認しましょう。

    小学生が勉強に集中できる3つの環境づくり

    • 机の上を片づける
    • 勉強の終わりを決める
    • 疲れる前に休憩をとる

    机の上を片づける

    机の上に気が散りそうなものを一緒に置いていませんか?まずは机の上を集中したいものだけにして、ほかに誘惑が出そうなものは片付けましょう。例えば、子供が好きなおもちゃや、お菓子、スマホやタブレットを置いていませんか?子供は大人より誘惑に負けやすいので、集中してやってほしいテキストや勉強にかんするものだけ机の上に置きましょう。

    勉強の終わりを決める

    勉強を始めるときに、「終わり」を決めておきましょう。これはできれば時間ではなく、「ここまでやったら終わりね。」とやるべきことを決めてしまうのがいいです。時間で決めてしまうと、その時間になるまでだらだら過ごしてしまって結局集中できなかったり、想定より進んでいないことがあります。逆に「ここまで終わったら遊んでもいいよ」というと、集中して取り組んでくれて、想定しているよりも早い時間でできることがあります。終わらせたら楽しいことがあると思うと、遊ぶために集中できるようになります。

    より子供の達成感を出して自己肯定感を上げるのであれば、「何分でここまでやろう!」と時間とやることを決めて、その時間より短くできたら褒めてあげましょう。こうすることで、子供の達成感と自己肯定感が上がり勉強へのやる気が湧いてくるようになります。

    疲れる前に休憩をとる

    子供の集中できる時間は前述したとおり、長くても15分です。疲れ切ってしまうとなかなか集中できないため、疲れる前にこまめに休憩を取りましょう。「年齢+1分」を目安に都度休憩をとり、休憩の時には、「頑張っているからこのお気に入りのお菓子をあげるね」など、勉強したことを褒めたりご褒美をあげたりしましょう。

    また、大人と同じで日によって集中できない日は子供にもあります。今日はいつもより集中できない日だと思ったら切り上げてしまって、勉強を強要しすぎて嫌いにならないようにしましょう。

    間違わないで!じっとしているだけが集中ではありません

    子供が1つのことに夢中になっていることを「集中」と思いがちですが、実はそうとも限りません。継続的に違うことに興味が移り、集中する物事が移り変わっていっても、「集中」しているときもあります。お母さんお父さんも仕事をしているときや、料理をしているときに、一つの資料や食材だけを見続けているわけではなく、いろいろな物を見ても集中していますよね。子供も同じでいろいろな物を見ていても集中している状態のときもあります。

    同様に、じっとしすぎているだけが集中ではありません。例えば、体を揺らしながら何かをしているほうが集中できていたり、お歌を口ずさみながら遊んでいても集中している子もいます。取り組んでいる姿だけにとらわれないようにしましょう。

    試してみよう!小学生の集中力を高める遊び4選

    小学生の子供の集中力を高める方法はいくつかありますが、今回は集中力を高められる小学生向けの遊びを紹介します。

    絵本の読み聞かせ

    乳幼児のころから絵本の読み聞かせをしていたけれど、小学生になって子供が自分で絵本を読めるようになって読み聞かせをやめてしまったかたもいるのではないでしょうか。絵本の読み聞かせは子供が夢中になって見れるので、集中力を高めるきっかけになります。10歳ごろまでは、集中力を高めるために絵本の読み聞かせを続けることをおすすめします。

    スパゲッティがたべたいよう

    「スパゲッティがたべたいよう」は、小さなお化けのアッチと人間のえっちゃんの物語です。すべてのページに挿絵があるので、文字を追うのが苦手な子でも楽しんで見れる絵本です。お母さんもお父さんも一度は読んだことがあるのではないでしょうか。世代を問わず子供に人気のある一冊です。

    ぼくはめいたんてい(1) きえた犬のえ(新装版)

    「ぼくはめいたんてい(1) きえた犬のえ(新装版)」は、小学生向けのミステリーなので乳幼児向けの絵本にはなかった内容になっています。名探偵が友達の絵を探している最中に、いろんな人に会いながらなぞ解きをしていくお話です。字が大きめで、ストーリーも長すぎないので、飽きずに楽しめる一冊です。

    折り紙

    折り紙は、折り方を学ぶ「読解力」と「記憶力」、さらに指先を器用に動かす集中力が必要です。慣れてきたら難易度を上げながら進めていけるので、飽きることなく遊べます。最初はお母さんやお父さんが教えてあげながら一緒に折っていって、慣れてきたら一人で、折り紙の本を見ながら折るのがいいでしょう。

    おりがみ百科 5・6・7才 図形力と考える力が身につく!

    「おりがみ百科 5・6・7才」は、幼児さんすう総合研究所の大迫ちあき先生が監修のもと作られた、無意識に算数の世界に触れられる工夫がされている折り紙辞典です。折り方をわかりやすく掲載しているので、折り紙に慣れてきた小学生であれば一人でも挑戦できます。簡単なものから、おひな様や風車など少し難しいものも入っているので、小学校低学年におすすめの一冊です。

    カミキィの〈かわいい・楽しい〉どうぶつおりがみ: 飾って贈って大活躍! 

    「カミキィの〈かわいい・楽しい〉どうぶつおりがみ」は、札幌在住のおりがみ作家で、「創作折り紙 カミキィkamikey origami」というアカウント名でyoutubeを開設している、カミキィ先生の折り紙の折り方辞典です。簡単でかわいい折り紙が作れる一冊で、どうぶつにお菓子を入れられたり、メッセージが書けるものも紹介されています。飾り方の一例まで紹介されていて、とってもかわいい動物が作れるだけでなくおしゃれに飾れて、飽きずに長く参考にできる一冊です。

    折り紙 キラキラ紙 オーロラカラー ホイル折り紙 おりがみ 15cm

    一般的な折り紙のサイズは17.6×17.6cmですが、この折り紙は15×15cmなので少し小さめの折り紙です。ホイル紙タイプと光沢紙タイプが50枚ずつ合計100枚入っています。オーロラのような柄やホログラムのような柄があり、キラキラしていて子供が喜ぶこと間違いなし!折り紙としてももちろんですが、工作やパーティーの飾り、ラッピングなどにも活用できます。

    ジグゾーパズル

    ジグソーパズルは、パズルのパーツを目で追うことで脳が刺激され、手先を使ってはめていくため、「思考力」「空間認知能力」、「集中力」が鍛えられます。パーツ数の目安は、小学校低学年は100パーツ程度、高学年になったら1000パーツ程を目安にチャレンジしてみましょう。

    PUZZ’ART 150PCS CHAMELEON

    「PUZZ’ART 150PCS CHAMELEON」は、ふつうのパズルとは違って四隅の角のパーツがなく、パズルが完成するとカメレオンの形になるのが特徴です。カメレオンの見た目もかわいいですが、デザインも鳥や動物、魚などが描かれており、アート作品のように美しいパズルです。

    1000ピース ジグソーパズル ディズニー トーマス・キンケード 塔の上のラプンツェル Tangled (51×73.5cm) D-1000-488

    アメリカで人気のあるアーティスト「トーマス・キンケード」が描いたラプンツェルは、まるで油絵のようなデザインで温かく包み込むような光の表現が美しいパズルです。一見簡単そうに見えますが、他の1000ピースのパズルと比べて少し難しいという口コミもありますので、他の1000ピースのパズルは簡単にできるようになってしまったという子におすすめです。

    考えるカードゲーム

    普通のトランプなどのカードゲームでも相手と自分の手札を考えながら遊ぶため、「思考力」や「集中力」が身に付きますが、間違い探しや共通点を探すカードゲームは、より記憶力や注意力、集中力が必要となるので、脳のトレーニングにぴったりです。

    チェンティス

    「チェンティス」は子供だけでなく老若男女楽しめる間違え探しゲームです。このゲームが他と違うのは絵柄の種類が多く、ルールの設定上、絵柄の並びが毎回変わるため、数回遊んだだけでは飽きないところです。遊び方は初級と中級の2種類あるので、子供の年齢や理解度に合わせて楽しめます。友達だけでなく、お母さんお父さんやおばあさんたちも含め、大人数で和気あいあいと遊ぶのをおすすめします。

    カラーコード

    「カラーコード」は、ベルギー生まれのヨーロッパで人気の知育ゲームです。お題のカードの図と同じ形になるように、さまざまな形と色が描かれているプレートを重ね合わせて遊ぶゲームです。プレートの組み合わせだけではなく、正しい順番で重ねていかないと同じ形にならないので、視覚認知能力だけではなく、計画、問題解決力、集中力が必要になります。

    こんな習慣になっていませんか?生活習慣を見直そう

    集中力を高める遊びを紹介しましたが、小学生の子供が集中できないのは、環境以外の私生活や習慣が原因となっている場合があるかもしれません。

    小学生になり、子供がこんな生活習慣になっていませんか?

    • 睡眠が6時間以下になっている
    • 朝に太陽の光を浴びない
    • 小学校に行く前や、帰ってきてからスマホやタブレットを触りすぎている
    • 家にいることが多く、外であまり遊ばない

    もし当てはまるものがあれば、改善しましょう!

    睡眠は7時間以上とりましょう

    睡眠時間が6時間未満になると、脳が十分に休息を取れないため、集中力が低下します。脳は睡眠中に情報を整理し、疲労を回復する役割を果たしていますが、睡眠が不足するとこのプロセスが不十分となり、翌日に頭がぼんやりする原因となります。脳がすっきりしていないと、物事に集中することが難しくなり、効率が落ちてしまいます。

    また、感情のコントロールにも影響を与えます。睡眠が十分でないとイライラしやすくなり、些細なことに気を取られがちになります。気持ちが不安定になると集中力がさらに低下し、物事に集中できなくなります。集中力を保つためにも、十分な睡眠を取ることが大切です。

    朝に太陽の光を浴びましょう

    朝に太陽の光を浴びないと、体内時計が狂い、集中力が低下します。人の体内時計は、朝に太陽光を浴びることでリセットされ、1日のリズムが整えられます。しかし、朝に光を浴びないと体内時計がリセットされず、昼間に眠気やだるさを感じやすくなり、集中力を維持しにくくなります。

    さらに、太陽光は夜の睡眠にも影響を与えます。朝に十分な光を浴びると、夜に自然に眠りやすくなり、質の良い睡眠がとれます。良い睡眠は翌日の集中力を支えるため、朝に光を浴びることは1日を通しての集中力につながります。

    スマホやタブレットの使用は1日1~2時間にしましょう

    スマホやタブレットを長時間使いすぎると、脳が過剰な刺激を受け、集中力が低下します。デジタル機器の画面は情報が次々と切り替わるため、脳が常に新しい情報を処理し続けることになります。この状態が続くと、脳が疲れてしまい、集中力を維持するのが難しくなります。

    さらに、スマホやタブレットの使用が習慣化すると、短い時間で結果が得られることに慣れてしまい、長時間の集中が苦手になります。デジタル機器では短い動画やメッセージが多く、すぐに情報が手に入るため、待つ力や深く考える力が弱まります。これにより、集中力が落ち、じっくりと物事に取り組むのが難しくなります。

    外で運動をしましょう

    運動不足になると、体の血流が悪くなり、脳に十分な酸素や栄養が届かなくなります。脳が酸素不足になると、頭がぼんやりしやすくなり、集中力が低下してしまいます。運動をすると血流が促進され、脳が活性化するため、集中しやすくなるのです。

    さらに、運動は良い睡眠にもつながります。適度な運動をすると、夜に質の良い眠りが得られ、翌日の集中力が向上します。逆に運動不足だと、夜に寝つきが悪くなり、疲れが残ってしまいます。集中力を保つためには、日常的に軽い運動を取り入れることが効果的です。

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