生後2ヶ月の赤ちゃん向けおすすめの絵本13選!これだけは押さえておこう

    生後2ヶ月 絵本 おすすめ

    「生後2ヶ月の赤ちゃんへの読み聞かせの効果はあるのでしょうか?」
    「生後2ヶ月の赤ちゃんにおすすめの絵本はどれだろう?」

    生後2ヶ月の赤ちゃんに対して、絵本の読み聞かせをして意味があるのでしょうか。
    この記事では、生後2ヶ月の赤ちゃんはどのような発育状態なのか、何ができるようになるのかを紹介したうえで、絵本の読み聞かせに効果があるのかをまとめています。

    生後2ヶ月の赤ちゃんにどういった絵本がいいのかわからないと悩んでいるかたに!おすすめの絵本を掲載しています。絵本の読み聞かせをするときのポイントもまとめているので、「絵本を見てくれない!」という方は是非参考にしてみてください。

    ※2024年9月12日時点の情報です。

    目次

    生後2ヶ月の赤ちゃんはどんな時期?

    生後2か月の赤ちゃん

    生後2か月の赤ちゃんはどのような状態で何ができるのでしょうか。「発育・発達の観点」と「感情の観点」から、生後0ヶ月~生後5ヶ月まで見てみましょう。

    【生後0~5ヶ月】赤ちゃんの発育・発達

    生後0ヶ月:
    昼夜の区別がなく、2〜3時間ほどの感覚で目を覚まし、おっぱいやミルクを「飲んで、寝る」を繰り返します。

    生後1ヶ月:
    体をのけぞらせたり手足をバタバタさせたりします。顔を左右に動かしたり明るいほうを見たりしだします。パパやママの声がするほうを見たり、少し目があったりします。

    生後2ヶ月:
    うつ伏せにすると顔を横に向けたり、首を上げたりします。目の前で動くものを目で追ったり、聞こえたものを目で確認しようとします。

    生後3ヶ月:
    首がしっかりしてきてうつ伏せをすると、腕で支えて頭を少し持ち上げられるようになります。

    生後4ヶ月:
    首が座ってきて、縦に抱っこをしてもぐらつかなくなってきます。立体感や遠近感が理解できるようになってきます。

    生後5ヶ月:
    うつ伏せで上半身をしっかり起こしたり、うつ伏せのまま両手を使って遊べるようになります。発達が早い子は寝返りを始めることも。また、人の顔が少しずつ区別できるようになり、ママを特別な存在として認識するようになります。さらに距離感がつかめるようになり、ほしいおもちゃを自分で取って遊びだします。

    【生後0~5ヶ月】赤ちゃんの感情

    生後0ヶ月:
    泣くことでしか感情の表現ができないため、お腹が空いた、暑い、寒い、うんちやおしっこでおむつが濡れて気持ち悪いなどの感情をすべて泣いて表現します。皮膚の刺激に敏感で、優しく触れられたり抱っこされたりすると心地よく感じます。少し高く優しい声も好きです。

    生後1ヶ月:
    音をじっと聞いたり、あやすと反応したり、大人の表情の変化もよく見ます。スキンシップが好きです。

    生後2ヶ月:
    満腹の感覚がわかるようになります。嬉しそうに笑うようになり、あやしたり抱っこをしてあげると喜びます。手遊びの歌を歌いながら、赤ちゃんの手足を動かしたり、おもちゃを目の前で動かしたりすると喜びます。

    生後3ヶ月:
    コミュニケーションがとりやすくなってきて、親の顔を見て笑ったり、甘えたような泣き声を出したり、感情表現ができるようになります。また、好奇心が出てくるのもこの時期です。

    生後4ヶ月:
    体全体で感情を表現して、笑うと手足をバタバタさせる、気に入らないことがあると体をのけぞらせて大泣きするなどします。機嫌がいいと声を出したりひとりで遊ぶことも。

    生後5ヶ月:
    早い子だと、人見知りや夜泣きが始まります。

    これらは月齢ごとの発育の目安ですが、発育のペースには個人差があります。2歳までは赤ちゃんの育つ力を信じて見守ってあげましょう。とはいえどうしても不安になったり焦ったりしてしまう場合は、乳幼児検診や小児科で相談しましょう。

    生後2か月の赤ちゃんに絵本の読み聞かせは効果がある?

    生後2か月の赤ちゃんに絵本を読んであげても思っていたような反応ではなく、ぼーっとしているような薄い反応で読み聞かせに意味がないのでは、と思う方もいるかと思います。ですが、生後2か月でも絵本の読み聞かせには効果があります。

    絵本には

    • 発育・発達のサポートが期待できる
    • 感情の発達を促す
    • 五感を刺激する
    • 親子のコミュニケーションがとれる

    といった効果があります。

    発育・発達を促す

    赤ちゃんの発育にあわせて選んであげると発育のサポート効果が期待できます。赤ちゃんがよくする行動に合わせて絵本を選ぶことで、そのときブームな動作の力を伸ばせます。生後2ヶ月だと「目の前で動くものを目で追ったり、耳で聞こえたものを目で確認しようとする」ため、動きがでる絵本や、音がする絵本がおすすめです。赤ちゃんが「手足をバタバタさせる」時期には、手の動きが入る絵本を選んであげるといいでしょう。

    ブームを過ぎ去ってから覚えさせようとすると時間がかかるため、赤ちゃんの行動に合わせて、絵本を変えましょう。

    感情の発達を促す

    絵本の読み聞かせをすることで、感情や共感力が育っていきます。絵本の世界に入って、登場人物の行動やセリフを通じて、感情を学んでいきます。子供は感情表現が乏しいため、絵本に描かれている怒ったり笑ったり泣いたりしているのを見て感情を学んでいきます。生後2ヶ月は笑っているような表情をするようになるので、笑ったり喜んだりする表現が入っている絵本を読んであげるといいでしょう。

    五感を刺激する

    絵本の読み聞かせは赤ちゃんの五感を刺激するのに役立ちます。絵本のページを見たり、手足や口を使って絵本の感覚を確かめたり、ページをめくる音や読み聞かせの声を聞いたりすることで、赤ちゃんの五感が刺激されます。特に、生後2ヶ月〜3ヶ月頃には赤、黄色、緑などを認識できるようになります。6ヶ月を過ぎるころには、ほぼすべての色を認識できるようになるため、それまでに色に触れている経験が、目の発達を育みます。

    【生後0ヶ月~6ヶ月】色を認識する時期

    • 生後0ヶ月~生後1ヶ月:
      「黒」・「白」・「グレー」の濃淡をぼんやりと認識できるようになる
    • 生後2ヶ月~生後3ヶ月:
      「赤」・「黄」・「緑」などを認識できるようになる
    • 生後4ヶ月~生後6ヶ月:
      「オレンジ」・「紫」・「青」などを認識できるようになる

    親子のコミュニケーションがとれる

    絵本の読み聞かせを通じて、親子のコミュニケーションが取れます。生後2ヶ月だとまだおしゃべりしないので、意識しないと子供とのコミュニケーションが少なくなってしまいます。そのため、読み聞かせの時間を作ることで、コミュニケーションの時間がとれるようになります。さらに、子供の発語を促すには、言葉を聞かせてあげる必要があるため、ゆっくり少し高めの心地よい声で読み聞かせをしてあげましょう。

    赤ちゃんが無反応に見えてもしっかり絵本を楽しんでいるので、諦めずに続けることが大切です。

    見てくれない!読み聞かせをするときのポイントは?

    絵本を読みながら寝てしまう赤ちゃん

    せっかく絵本を読んでも「見てくれない」ので、まだ絵本の読み聞かせは早いのかなと思ってやめてしまったり、聞いていないと諦めてしまっていませんか。

    子供が0歳までは、3つのポイントを抑えて読み聞かせをしましょう

    • 頑張りすぎないで楽しむ
    • 楽な姿勢や時間で行う
    • 子供が見ていなくても聞いていれば大丈夫

    頑張りすぎないで楽しむ

    読み聞かせの際には、頑張りすぎないで楽しみましょう。子供はお母さんの読み聞かせの声を聞いているので、楽しそうに読んでたり、優しい声で読んでいる声を聞くのが心地よいです。逆に疲れていたりイヤイヤ無理をして読んでいるのであれば、少し読む期間をお休みをしても大丈夫です。長期的に考えると、子供が絵本を好きになることが大切なので、少し休んでも1か月後2か月後にまた楽しんで絵本を読んであげられれば大丈夫です。

    楽な姿勢や時間で行う

    子供の目線が絵本にくるように読んであげることが大事ですが、無理をして読み聞かせが続かなくなってしまっては本末転倒です。好きな体勢で空いてる時間に読んであげてください。

    • 横に座らせて読み聞かせ
    • 抱っこをしながら読み聞かせ
    • 親子で寝転がりながら読み聞かせ

    など、楽な体勢で大丈夫です。もしつらくなければ、生後2ヶ月はスキンシップが好きな時期なので、くっついて読んであげましょう。

    子供が見ていなくても聞いていれば大丈夫

    意外かもしれませんが、子供が絵本を見ていなくても聞いていれば、言語の発達に繋がります。また、子供が自分でページをめくろうとする場合は、めくることを楽しんでいたり、次々に出てくる絵を見るのが楽しかったり、と子供なりに楽しんでいるので、「ダメ!」と止めないで子供のペースを守ってあげましょう。

    生後2ヶ月の赤ちゃんにおすすめの絵本13選

    生後2ヶ月のあかちゃんの発育・発達にあわせて、おすすめの絵本を選びました。

    思わず目で追ってしまう絵本3選

    あおい よるの ゆめ

    「あおい よるの ゆめ」は絵本の中の景色が変わる仕掛けになっているので、子供が目で追ってしまう一冊です。子供の指でも摘まんだり動かしたりできます。かわいらしくきれいな絵柄で、子供だけでなく大人も心温まる絵本です。

    ころころまるちゃんどこ

    「ころころまるちゃんどこ」は、いろんなところに隠れるまるちゃんを探す仕掛け絵本です。赤ちゃんの手の発達が進むと、まるちゃんがどこにいるのか、仕掛けのまるに指を入れて探すようになるかも!イラストと色合いがポップでかわいらしいです。

    しゃかしゃか

    「しゃかしゃか」は絵本の中にビーズが入っていて、動きだけでなく音も楽しめます。シャカシャカ鳴るラトルの音に赤ちゃんもくぎづけ!絵本のお話に合わせて、しゃかしゃか音を出しながら読み聞かせしてみてください。赤ちゃんが認識しやすいように原色を多く使い、かわいいどうぶつが出てくるので、あかちゃんが楽しめる一冊です。

    絵本と一緒に手足を動かせる絵本2選

    ぴょーん

    かえるが「ぴょーん」、いぬが「ぴょーん」、こねこが「ぴょーん」とページをめくると次々にどうぶつがジャンプします。ぴょーんと跳ねる方向に合わせて、縦に開くつくりになっています。絵本の「ぴょーん」のタイミングで、一緒に赤ちゃんもぴょーんとジャンプさせてみましょう!

    ころりん・ぱ!

    「ころりん・ぱ!」は、目玉がついたわっかの「ころりん」で遊べる仕掛けになっております。ころりんに指を入れたり絵本を傾けたりすると、ころころ周りながら溝のついた道を動きます。2ヶ月ではころりんを動かすのは難しいかもしれませんが、絵本自体を動かしたりまたはお母さんがころりんを動かしてあげることで、楽しめます。

    笑ったり喜んだりする表現が入っている絵本3選

    いいおかお

    ふうちゃんが「いいおかお」をしていると「いいおかお、みせて」とねこやいぬ、ぞうさんがきて、いろいろな表情をしていく絵本です。ふうちゃんがいいお顔だけではなく、すましたようなお顔や、おいしいお顔をするのでいろいろな表情を学べる絵本です。やさしい日本語が使われているので小さい頃から読み聞かせたい絵本です。

    かおかお どんな

    「かおかお どんなかお」は、たくさんの表情のかおが載っている絵本です。口が大きく開いた「わらったかお」、口角が下がって涙が出ている「ないたかお」、目が吊り上がって「おこったかお」などさまざまです。表情もそうですが、色でも表情を表現していてユニークな絵本です。

    おひさまあはは

    「おひさまあはは」は笑顔がたくさん出てくる、元気をくれる絵本です。たくさんの登場人物が「あはは」と笑う明るい絵本です。笑顔で「あはは」とニコニコ笑いながら読み聞かせしてみましょう。

    生後2ヶ月で認識する「赤、黄色、緑」が使われている絵本3選

    がたん ごとん がたん ごとん

    「がたん ごとん がたん ごとん」と汽車がやってきて、哺乳瓶やスプーンといった赤ちゃんの身の回りのものが乗り込んでいくお話です。シンプルな話と繰り返す言葉で赤ちゃんの気持ちをつかみやすい絵本です。絵本の中に出てくる色が、黒と赤と黄色と緑がメインなので、まさに2ヶ月の赤ちゃん向けです。

    しましまぐるぐる

    「しましまぐるぐる」は、赤と白、黒などげんしょくがメインで使われている鮮やかな絵本です。しましま柄やぐるぐる柄などの柄に目と口があるかおが出てくるので、生後6か月未満の赤ちゃんも夢中になると言われているデザインです。さらに仕掛け穴もあるデザインなので、どれを買ったらいいかわからない方はまずこちらを試してみてはいかがでしょうか。

    ごぶごぶ ごぼごぼ

    「ごぶごぶ ごぼごぼ」は、鮮やかな色のオレンジ、赤、青を使った絵本です。「ぷーん」「ぷくぷく」「ぷぷぷ」などさまざまな音の響きやリズムの動きを学べる絵本です。カラフルな配色と耳に残りやすいリズム感のある音で、赤ちゃんも楽しめます。各ページにはしかけのあながあいていて、動いているように見えるようになっています。

    手遊びの歌でコミュニケーションがとれる絵本2選

    たのしいてあそびうた (おとのでるえほん)

    「たのしいてあそびうた」は歌を聞きながら楽しめる手遊びの絵本です。メロディーが流れるボタンを押すと本についているスピーカーから歌が流れます。大人も昔に覚えた「グーチョキパーでなにつくろう」や「パンダうさぎコアラ」など全9曲が収録されています。絵本のページには、歌詞と手遊びのイラストが書いてあるので、長く愛用できる絵本です。

    リズムにのってぽんぽんたいこ

    「リズムにのってぽんぽんたいこ」はメロディに合わせてたいこをたたく絵本です。メロディが出るだけでなく、3つの打面がありそれぞれ出る音が違います。また、録音機能もついているのでお母さんの声を録音しておくこともできます。

    いかがでしたでしょうか。

    もちろんこれ以外にもたくさん絵本はあります。自分で選ぶのに迷ってしまうという方は、定期的に絵本が届くサブスクの利用もおすすめです。

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    参考文献
    Benesse たまひよ
    “生後0歳~1歳 赤ちゃんの発育発達、生活とお世話のポイント、親子のコミュニケーション”
    https://st.benesse.ne.jp/ikuji/0years/ (2024年9月12日)
    社会福祉法人 北中央福祉会 あゆみ保育園
    “色彩を通じて育まれる感性”
    https://www.city.fukushima.fukushima.jp/youhoshien/kosodate/tokusyoku/documents/p4_1.pdf(2024年9月12日)
    東京都教育委員会
    “<参考> 0歳児から2歳児の発達過程”
    https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/(2024年9月12日)

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