おうち英語の第一歩!英語絵本のおすすめ10選【年齢別】

    英語 絵本 おすすめ

    「おうち英語とはいったい何から始めればいいの?」
    「絵本で英語が覚えられるの?」

    そんな疑問を抱えるご家庭におすすめなのが「おうち英語」です。なかでも、英語絵本の読み聞かせは、親子で楽しみながら自然に英語に触れられる方法です。

    この記事では、英語がはじめての子供でも無理なく親しめる英語絵本を、年齢別に分けてご紹介します。0歳から小学生まで、それぞれの成長段階に合った絵本を取り上げながら、家庭で英語を取り入れるコツを紹介します。
    おうち英語の第一歩として、ぜひ参考にしてください。

    ※2025年5月15日時点の情報です。

    目次

    おうち英語を絵本から始める理由

    おうち英語とは、家庭内で日常的に英語に触れる環境をつくる取り組みです。英語教室に通わなくても、自宅でできる方法で取り入れやすいのが「英語絵本の読み聞かせ」です。

    英語絵本を使うことで、子供は楽しみながら語彙や表現に親しむことができます。意味がわからなくても、繰り返しのフレーズや音のリズム、色彩豊かなイラストが子供の感覚に働きかけ、自然と英語への抵抗感を減らしてくれます。

    また、絵本を通じた親子のやりとりは、英語力だけでなく信頼関係やコミュニケーション力の土台づくりにもつながります。英語が得意でない保護者でも、読み方にこだわりすぎず一緒に楽しむ姿勢が大切です。

    言葉の発達が著しい乳幼児期に、英語の音や言い回しに触れることは、将来的な英語学習の土台作りにも役立ちます。英語を「勉強」ではなく「楽しい遊び」として取り入れるには、絵本が最適な入り口といえるでしょう。

    0〜2歳におすすめの英語絵本3選

    言葉の発達が始まる0〜2歳の時期は、音やリズムを楽しみながら英語に触れることが大切です。難しい内容よりも、「シンプルな単語と繰り返しのあるフレーズ」「視覚的にわかりやすいイラスト」が豊富な絵本がいいでしょう。

    ここでは、英語が初めての赤ちゃんでも楽しめる絵本をご紹介します。

    「Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?」は、リズミカルな文章と動物のカラフルなイラストで、赤ちゃんも飽きずに楽しめる1冊です。文章の構造が繰り返しになっており、「〇〇, 〇〇, What do you see?」というフレーズで英語のリズムが自然と耳に残ります。音読にも適しており、親子のやりとりにぴったりです。

    読み聞かせが苦手な場合は、CD付きの購入もあるのでこちらも検討してみてください。

    仕掛け絵本としても楽しめる「Dear Zoo」は、繰り返しのフレーズが多く、動物の名前と特徴を英語で自然に学べます。フラップをめくる仕掛けが赤ちゃんの好奇心を刺激し、英語絵本への関心を高めてくれます。

    日本語でも有名な「はらぺこあおむし」の英語版は、世界中で愛されている定番絵本です。曜日・食べ物・数の概念などが繰り返し登場し、英単語の習得に向いています。色鮮やかなイラストと穴あきのページが子供の興味を引きつけ、英語が初めてでも自然と内容が頭に入ります。日常的な英語を親子で楽しみながら学べる1冊です。

    0〜2歳では、「正しく読む」よりも親子で声に出して楽しむことが最も大切です。お気に入りの1冊を繰り返し読むことで、英語の音が自然と記憶に残るようになるでしょう。

    3〜5歳におすすめの英語絵本3選

    3〜5歳になると、子供は少しずつ絵からストーリーの流れを理解できるようになります。この時期は、物語性がありながらもわかりやすい英語絵本を選ぶことがポイントです。加えて、子供が真似しやすい、繰り返し表現や音のリズムがあることで、英語のフレーズが自然と覚えられるようになります。

    ここでは、楽しみながら英語に触れられる絵本を紹介します。

    「Goodnight Moon」は、寝かしつけの定番として世界中で読まれている絵本です。穏やかな語り口とシンプルな単語が特徴で、英語の「音」に触れる導入として非常に適しています。また、日本語版もあり、英語と日本語版は同じような音「ライム(韻)」で構成されているので、日本語版がお気に入りな子におすすめです。語彙数も少なく、英語が苦手な親でも読みやすいのが魅力です。

    「We’re Going on a Bear Hunt」は、詩のように繰り返されるリズムと音の心地よさが特徴で、読み聞かせにぴったりの絵本です。子供が一緒に声を出して楽しめるようなフレーズが多く、英語の音やリズムに自然と親しむことができます。家族で外に冒険をしにいくストーリーも、3〜5歳の好奇心をしっかり刺激します。

    「Maisy’s Bedtime」は、日本でも有名な「メイシーちゃん」シリーズの中でも、生活習慣を英語で学べる絵本としておすすめです。就寝前のルーティン(歯磨き・パジャマを着るなど)が短い英語で表現されており、生活の中で使える表現が自然と身につきます。イラストも親しみやすく、英語が苦手な親でも読みやすい構成です。

    3〜5歳の時期は、絵本の世界観に感情移入しやすくなります。ストーリーの流れに親しみながら英語を聞く体験が、言語の基礎を育てる大きな一歩となります。

    6歳〜小学生におすすめの英語絵本4選

    6歳以降になると、英語の文章構造や物語をより深く理解できるようになります。この時期は、少し長めの文や複雑な表現にも触れられる絵本を選ぶことで、英語力のステップアップが期待できます。物語に没入できるようになってきた子供には、ストーリー性や感情表現の豊かな絵本がおすすめです。

    ここでは、小学生にぴったりの英語絵本を紹介します。

    「If You Give a Mouse a Cookie」は、「もしあなたがなにかをあげるなら」の連鎖で物語が展開する構成が特徴的な絵本です。ユーモラスな展開とテンポの良い英語表現が繰り返され、子供がわくわくするストーリーの展開です。文の長さはややありますが、イラストが豊富で飽きずに読み進められる一冊です。子供が気に入ったら他の動物でもシリーズが展開されているので、そちらもおすすめです。

    「Where the Wild Things Are」は、想像力を刺激する物語と、詩的な文章が魅力の名作絵本です。ストーリーは短めながら、感情の動きやファンタジー要素が多く含まれており、表現豊かな英語に触れられます。子供の想像力と英語力を同時に育てることができる作品です。

    「Frog and Toad Are Friends」は、短編形式で読みやすく、日常のやり取りが英語で描かれている絵本です。シンプルな会話文と基本的な語彙が中心なので、英語のやりとりに慣れる練習にもおすすめです。物語も親しみやすく、読み進めることで少しずつ読解力も育っていきます。

    「The Gruffalo」は、リズミカルな文章とユーモアあふれるストーリーです。ライム(韻)を多用した言葉の響きが楽しく、英語の音感や表現のリズムに親しむことができます。登場キャラクターも個性的で、物語としての完成度が高いのが特徴です。

    6歳以上の子供には、英語を「読むこと」へのステップとして絵本を活用することが効果的です。読み応えのある絵本を選ぶことで、英語力と想像力の両方をバランスよく育てることができます。

    絵本を使ったおうち英語の進め方とコツ

    英語絵本を使ったおうち英語は、特別な準備をしなくても、日常生活のなかで気軽に英語に触れられる方法です。ここでは、英語が苦手な保護者でも取り入れやすい読み聞かせのコツと、続けるための工夫をご紹介します。

    完璧に読もうとしない

    英語の発音や文法に自信がなくても、「間違えても大丈夫」という気持ちで楽しく読むことが大切です。意味がわからない単語があれば一緒に調べたり、日本語で補足しながら読み進めても問題ありません。大切なのは親子で一緒に楽しむ姿勢です。

    お気に入りの1冊を繰り返す

    子供は同じ絵本を何度も読むことを好みます。**繰り返し読むことで英語のフレーズが自然と耳に残り、理解も深まります。**新しい本を無理に次々取り入れるよりも、お気に入りの1冊を何度も楽しむ方が効果的です。

    読む時間を習慣化する

    毎日決まった時間に英語絵本を読むことで、生活の中に自然と英語が根づく習慣ができます。寝る前やおやつの時間など、無理のないタイミングを選ぶことが継続のカギです。

    親子で声に出して読む

    読み聞かせだけでなく、子供と一緒に声を出して読む「シャドーイング」や「リピート」もおすすめです。発音や抑揚の感覚を養いやすく、英語を“使う”経験にもつながります。

    おうち英語は、成果を急がず、楽しく続けることが何より大切です。絵本を通じて、親子で英語に触れる時間を積み重ねていくことが、将来の英語力の土台になります。

    【まとめ】英語絵本はおうち英語の最適な第一歩

    おうち英語を無理なく始めたい方にとって、英語絵本はおすすめの導入ツールです。絵本なら、英語が初めての子供でもリズム・音・イラストを通じて自然に英語に親しむことができます。

    年齢に応じた内容を選ぶことで、子供の発達段階に合った英語表現や語彙を身につけることができ、親子のコミュニケーションの時間としても大切な役割を果たします。

    また、読み方に正解はありません。完璧を求めず、楽しむことが一番のコツです。繰り返し読むことで、英語の音が少しずつ記憶に残り、英語への抵抗感も薄れていきます。

    今回ご紹介した絵本は、いずれも世界中で読み継がれてきた名作ばかりです。お気に入りの一冊を見つけて、親子で楽しく英語に触れる時間を重ねていきましょう。

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