ハロウィンの時期になると、街なかやお家でもかぼちゃやおばけの飾りが増え、子供たちもワクワクした気持ちで過ごします。そんな楽しい雰囲気をさらに盛り上げてくれるのがハロウィン絵本です。特に英語の絵本は、イベントを楽しみながら自然に英語に親しめるのが魅力です。
「子供に英語を身近に感じてほしい」「親子で楽しい時間を過ごしたい」と考えるかたにとって、ハロウィンの絵本はぴったりのアイテムです。今年のハロウィンは英語絵本で特別なひとときを演出してみませんか。この記事では、ハロウィンにぴったりなおすすめの英語絵本や選び方をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
※2025年9月26日時点の情報です。
英語絵本の選び方|3つのポイント
英語のハロウィン絵本を選ぶときは、子供の年齢や発達段階に合った作品を選ぶことが大切です。無理なく楽しめる絵本を手に取ることで、ハロウィンの雰囲気を味わいながら自然に英語に触れられます。ここでは、選ぶときに押さえておきたい3つのポイントを紹介します。
子供の年齢に合った英語レベルを選ぶ
2〜3歳ごろは、1ページに1~2文程度の短いフレーズや、動物やおばけなど身近で分かりやすい単語を使った絵本が適しています。繰り返しが多い文は子供が真似しやすく、英語特有のリズムを覚えるきっかけにもつながります。一方で、小学校に近づく6歳頃の年齢には、少し長めの文章や新しい単語が登場する作品に挑戦するとよいでしょう。子供の発達に合わせて段階的にレベルを上げることが、無理なく英語の絵本を楽しむコツです。
絵やキャラクターで内容を理解しやすくする
英語を学び始めた子供にとって、文章だけで内容を理解するのは難しい場合があります。そこで、ハロウィンらしいかぼちゃや黒猫、魔女といったキャラクターが登場する絵本は、視覚的に内容を補ってくれるため、読み進めやすいです。イラストの雰囲気が怖すぎず、子供が安心して楽しめるものを選ぶことも大切です。明るい色使いやコミカルなデザインの絵本は、初めて英語に触れる子供でも抵抗なく楽しめます。
リズム感のある文章で楽しく読み聞かせる
英語絵本の魅力のひとつに、韻を踏んだ言葉や歌のようにリズミカルな文章があります。声に出して読むことで自然に英語の音を耳に残すことができ、聞く力の土台を育てる効果があります。親子で繰り返し読むうちに、子供がフレーズを口ずさむようになることもあります。特にハロウィンをテーマにした絵本では「Trick or Treat」など決まり文句が出てくることが多く、日常の会話にもつなげやすいでしょう。
幼児向け(0〜3歳)おすすめ英語のハロウィン絵本3選
0〜3歳の子供には、厚みのあるボードブックや、繰り返し表現を含む短い文章の絵本が適しています。ハロウィンの雰囲気を楽しみながら、日常の遊びの中で自然に英語に触れられる点が魅力です。ここでは3歳までの読み聞かせにおすすめの絵本を紹介します。
サイズ:17.78 x 1.47 x 17.78 cm
ページ数:26ページ
赤ちゃん向けシリーズで知られるレスリー・パトリセリの作品です。シンプルなイラストと「Boo!」など短い言葉を中心に構成されており、英語をこれから知る子供にもわかりやすい内容になっています。厚紙のボードブックなので破れにくく、繰り返し声に出して楽しむことで自然に英語のリズムが身につきます。ハロウィンの雰囲気を手軽に感じられる入門に適した絵本です。
サイズ:12.7 x 1.52 x 14.61 cm
ページ数:18ページ
ユーモラスな動物キャラクターで知られるサンドラ・ボイントンの絵本。子ブタのプーキーがハロウィンの衣装を選ぶ姿を描いており、子供が共感しやすいストーリーになっています。文章は短く、繰り返しのリズムがあるため、声に出して読むと自然に英語の音を楽しめます。ボードブック仕様で子供の手にも馴染みやすく、ページをめくる楽しさとハロウィンのわくわく感を同時に味わえる作品です。
サイズ:16.83 x 1.02 x 18.73 cm
ページ数:14ページ
めくる仕掛け絵本の定番作家カレン・カッツによる作品です。赤ちゃんがかぼちゃを探すストーリーで、ページをめくるたびにコウモリやおばけなどハロウィンらしいキャラクターが現れます。鮮やかでやさしいタッチのイラストは幼児にも親しみやすく、シンプルな英語表現と繰り返しのパターンで内容を理解しやすいのが特徴です。親子で「どこかな?」と声をかけながら読み進めることで、英語の言葉遊びを自然に体験できます。
幼児〜小学校低学年向け(4〜7歳)おすすめ英語のハロウィン絵本3選
4〜7歳ごろになると、短文でテンポよく進むストーリーや、繰り返しのある表現を楽しめるようになります。視覚的にわかりやすいイラストやキャラクターが活躍する物語は、子供が内容を理解しやすく、英語を楽しく吸収できるきっかけになります。ここでは、この年齢層に適したハロウィンの英語絵本を紹介します。
大きな赤い犬クリフォードが、仲間と一緒にハロウィンを楽しむ物語です。仮装したクリフォードや友達の様子が描かれており、ハロウィンの文化を視覚的に理解しやすい構成になっています。文章はシンプルで短いため、英語を学び始めた子供にも読みやすいのが特徴です。カラフルで親しみやすいイラストが魅力で、英語を通じてハロウィンの楽しい雰囲気を感じられる一冊です。
サイズ:19.7 x 0.6 x 19.7 cm
ページ数:32ページ
10匹のおばけが一人ずつ追い出されるカウントダウン形式のストーリー。シンプルな繰り返し表現とリズミカルな文で、子供が声に出して読みやすい内容です。数を数える要素が含まれているため、英語を楽しみながら数の概念にも親しめます。ページをめくるごとに残りのゴーストが減っていく展開は分かりやすく、読み聞かせの際も一緒に数を数えて盛り上がれるのが魅力です。
サイズ:25.4 x 0.25 x 20.32 cm
ページ数:32ページ
魔女が育てた大きなかぼちゃを収穫しようとするお話で、こうもりやおばけ、カラスなどハロウィンらしいキャラクターが登場します。繰り返しの文章構造は「大きなかぶ」に似ており、子供が一緒に声を合わせて楽しめるのが特徴です。物語の展開が分かりやすく、イラストも鮮やかでハロウィンの雰囲気をたっぷり味わえます。読み聞かせで盛り上がること間違いなしの絵本です。
小学生向け(8歳〜)おすすめ英語のハロウィン絵本3選
8歳前後の子供は、少し長めの文章や会話文を理解できるようになり、ストーリー性のある絵本を楽しむ力が育ってきます。ハロウィンをテーマにした絵本の中には、ユーモラスでありながらちょっとしたスリルも味わえるものが多く、読解力を伸ばしながら異文化理解につながるのが魅力です。ここでは、英語の表現力を広げつつ物語を楽しめる絵本を紹介します。
サイズ:21.59 x 1.27 x 26.67 cm
ページ数:32ページ
森の中を歩くおばあさんの前に、次々と不思議な靴やズボン、手袋が現れる物語。繰り返しのリズムが心地よく、英語を声に出して読むと自然にフレーズが定着します。ちょっとした緊張感のある展開ですが、最後はユーモラスな結末で安心でき、物語としての満足感があります。8歳前後の子供が一人で読むのにも適しており、ハロウィンらしい雰囲気を味わいながら読解力を養える一冊です。
サイズ:24.13 x 2.54 x 24.13 cm
ページ数:32ページ
スケルトンがハロウィンパーティーに向かう途中で転んでは立ち上がる様子を、テンポよく描いた物語です。リズム感のある文章と繰り返しのフレーズが特徴で、声に出して読むと英語のリズムに自然と親しめます。イラストもコミカルで親しみやすく、ハロウィンの夜の楽しい雰囲気をたっぷり味わえる一冊です。
サイズ:26.16 x 0.25 x 26.04 cm
ページ数:32ページ
猫、アヒル、リスの3匹が協力してかぼちゃスープを作る物語。最初は仲良く料理をしていたのに、小さなけんかからトラブルが起こり、最後には仲直りして一緒にスープを味わいます。英語の文章はやや長めですが、イラストが細かく描き込まれており、場面を追いながら理解しやすい構成です。友情や協力といったテーマも含まれており、英語を学びながら物語から得られる学びも深い一冊です。
英語絵本で広がるハロウィンの楽しみ方と学び方
ハロウィンの英語絵本は、ただ読むだけでなく、雰囲気づくりや遊びを組み合わせることで楽しさが一層広がります。家庭や保育の場で取り入れると、子供が英語を「学ぶ」よりも「遊びながら親しむ」体験になりやすいのが特徴です。ここでは実践しやすい工夫を紹介します。
雰囲気を演出して読み聞かせを楽しむ
部屋の明かりを少し暗くし、ライトをかぼちゃの飾りに当てて影を作ると、物語の世界に入り込みやすくなります。親子で仮装をして登場キャラクターになりきり、英語のセリフを声色を変えて読んでみるのも効果的です。物語を体験する感覚で楽しめるため、子供が自然に英語のフレーズを真似しやすくなります。
サイズ:10奥行き x 13.5幅 x 12.5高さ cm
フレーズを生活に取り入れる
絵本に登場する「Trick or Treat!」や「Boo!」といった短い英語は、ハロウィンシーズンの日常に取り入れやすい表現です。お菓子を渡すときに言ってみたり、玄関の飾りを見ながら声に出したりすることで、絵本で学んだフレーズが生活の中でも使える言葉になります。
遊びにつなげて学びを深める
読み終えた後に、絵本に出てきたキャラクターやアイテムを単語カードにして遊んだり、絵本の場面をまねてロールプレイをしたりすると、英語表現の定着につながります。さらに簡単なハロウィンソングと組み合わせれば、音楽と動作を通してリズム感を養いながら楽しく英語に触れることができます。
家族や友達と一緒に楽しむ
ハロウィン絵本は、親子だけでなく兄弟や友達と一緒に読むと盛り上がります。順番にセリフを担当して読んだり、好きなキャラクターを決めて演じたりすることで、協力して物語を作り上げる体験ができます。言葉だけでなく、コミュニケーション力や想像力を育てるきっかけにもなります。
まとめ|ハロウィンの英語絵本で親子の時間を特別に
ハロウィンの季節は、子供が英語に親しむきっかけをつくる絶好の機会です。絵本を通じて「Trick or Treat!」などのフレーズに触れることで、遊びながら自然に英語を吸収できます。年齢に合った作品を選ぶことが大切で、0〜3歳にはシンプルなボードブック、4〜7歳には繰り返しのある楽しい物語、8歳以上には少し長めのストーリー性のある絵本が向いています。親子で読み聞かせを工夫したり、生活や遊びにフレーズを取り入れることで、ハロウィンの特別な雰囲気と英語学習を同時に楽しめます。今年のハロウィンは英語絵本で思い出に残る時間を過ごしてみてください。
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