「ボードゲームは頭の良さに良いですか?」
「ボードゲームで育つ力は何ですか?」
子育て中の方や知育に関心がある方で「ボードゲームをすると頭が良くなるって聞いたことがあるけど、本当?」「どんな遊び方をしたら効果があるんだろう」と思う方は少なくないでしょう。この記事ではボードゲームで頭が良くなる理由や頭が良くなるボードゲームの遊び方、おすすめのボードゲームをまとめています。ボードゲームに関心がある方は、是非最後まで読んでみてください。
※2024年12月20日時点の情報です。
ボードゲームで子供の頭が良くなる理由
ボードゲームで子供の頭が良くなる理由として「論理的思考が身につく」「コミュニケーション能力を向上する」が上げられます。ひとつずつ見ていきましょう。
論理的思考力が身に付く
ボードゲームをすると、自然に戦略を練ったり問題を解決しようとしたりするため、論理的思考が身に付きます。相手の戦略を予測して最善の一手を考えて実行することは、普段の生活や学習で重要なスキルです。近年では、採用試験や新入社員の研修でボードゲームが用いられることがあります。
コミュニケーション能力を向上する
目の前の相手と対戦することや、相手と会話をしながら勝つための交渉を重ねることでコミュニケーション能力を養います。Webニュースメディアのリアルプレイスの人気ボードゲームUNO(ウノ)に関する調査によると、回答者がUNOで遊んだことで身についた能力の1位がコミュニケーション能力です。
また、子供のころにUNOで遊んだ回答者の中で「大人と話すことに抵抗がなかった」と回答した人は64.1%にも上ります。
引用:リアルプレス,「子どもの教育とウノの関連について調査」
頭が良くなるボードゲームの遊び方
頭が良くなるボードゲームの遊び方としては「目的や目標を明確にする」「勝率を上げるための考え方を説明する」「実際に数式を用いて復習を行う」の3つが挙げられます。ひとつずつ見ていきましょう。
目的や目標を明確にする
ボードゲームをするときは、目的や目標を明確にすることが大切です。「勝ちたい」「この戦略を実行したい」などの目的や目標がなければ知識を深めることにつながりません。親子で一緒にボードゲームをするときは、戦略を立てながらプレイするように誘導すると良いでしょう。
勝率を上げるための考え方を説明する
子供は勝ちを得るために頑張る傾向があるため、ボードゲームの中で勝率を上げるための考え方を説明しましょう。勝率を上げるための考え方を身につけることで、普段の学習でも「1番を取るためにはどうすれば良いか」「点数を取るためには何をすれば良いか」などを考えられるようになり、目的意識を持って取り組むようになります。
実際に数式を用いて復習を行う
計算力を鍛えるボードゲームでは復習を行うことで自然と計算力が身につき、算数や数学への苦手意識を克服できます。せっかく頭が良くなるボードゲームをするなら、楽しむだけで終わらせずに学習に結びついたほうが良いでしょう。楽しく遊んだ後は実際に数式を用いて復習し、計算力を身につけることが大切です。
頭がよくなるボードゲームおすすめ6選
ボードゲームを選ぶときの3つのポイントは「対象年齢」「プレイ時間」「ゲームのテーマ」です。一番大事なのは、ゲームのテーマで、ゲームのテーマによって伸ばせる知識が変わってきます。子供にどんな知識が足りていないか、何を伸ばしてほしいかで選びましょう。
地理、科学、人体、お金の知識が身につくボードゲーム
対象年齢:6歳~
サイズ:28.3 x 4.3 x 20.2 cm
推奨人数:2~6人
「かいけつゾロリのあたまがよくなるボードゲームBOX」には「大金もち 大さくせん」「日本一周 おみやげコレクション」など、6種類のゲームが収録されています。「全巻せいはすごろく」は、特にかいけつゾロリの本を読んだことがある子におすすめです。楽しく遊びながらお金や地理、科学などの知識が身につくボードゲームです。
「文明発展」を中心に歴史が学べるボードゲーム
対象年齢:14歳~
サイズ:37.11 x 25.81 x 7.39 cm; 1.8 kg
推奨人数:2~4人
「スルー・ジ・エイジズ」は2016年にドイツ年間ゲーム大賞を受賞したゲームデザイナーの出世作で、長きに渡り愛されてきたボードゲームです。プレイ時間は2時間以上を要する長時間ゲームですが、意外とシンプルで文明を発展させ、国の拡大を目指します。資源や食料、軍事力や幸福度が点数になり、ゲーム終了時に最も点数が高かった人が勝者です。
推理とかけひきが身につくボードゲーム
対象年齢:9歳~
サイズ:36.9 x 27.3 x 5.4 cm; 1.3 kg
推奨人数:3~6人
「スコットランドヤード (Scotland Yard) ボードゲーム」はロンドンを題材にした、推理力と駆け引きが求められるコミュニケーションゲームです。プレイヤーは怪盗Xと刑事になり、刑事は怪盗Xを逮捕するために動き、怪盗Xは逃げ切ることを目指します。心理戦や戦略性が高いゲームなので、コミュニケーション力や駆け引き、計画性が身に付きます。
語彙力やコミュニケーション力が身につくボードゲーム
対象年齢:6歳~
サイズ:2.6 x 9.2 x 1.4 cm; 20 g
推奨人数:2人~
「ボードゲーム ガムトークこども」は、箱の中から引いたカードに書かれてある数字に該当するお題にまつわるトークをして、どんな話でも「良い話や」と言うゲームです。ガムサイズのため、持ち運びやすく旅行先や移動中も楽しめます。人見知りしてしまう、自分からあまり話をしてくれないという子におすすめです。
協調性や考える力が身につくボードゲーム
対象年齢:8歳~
サイズ:5 x 31 x 23 cm; 936 g
推奨人数:2~4人
「ボードゲーム パンデミック:新たなる試練 日本語版」はプレイヤーが科学者や医師になり、人類を救っていくゲームです。多人数協力型ボードゲームのため、コミュニケーション能力を養えます。緊張感のある展開で、難易度が高いため対象年齢は13歳以上です。
対象年齢:8歳~
サイズ:30 x 30 x 6 cm; 1.2 kg
推奨人数:3~4人
「カタン スタンダード版 Standard」は世界中で愛され続けているボードゲームです。ゲーム盤のタイルを組み替えることで異なるゲームができます。2兆9000億通り以上の組み合わせがあるため、毎回新鮮な気持ちで楽しめるでしょう。運と戦術のバランスがとれているゲームなので、運に恵まれれば、初心者や子供でも勝てるゲームです。
いかがでしたでしょうか。
ボードゲームにはさまざまな種類がありますが、その中でも知識やコミュニケーション能力が身につくものをご紹介しました。子供が興味を持ちそうなものを探してみてくださいね。
参考文献
リアルプレス,
”UNO(ウノ)で遊びながら『コミュニケーション能力』や『多世代交流力』が育つ!?子どもの教育とウノの関連について調査 ローカルルール投稿キャンペーンも実施中”,
https://real-press.com/2024/01/26/uno-questionnaire/#:~:text=%E7%AC%AC1%E4%BD%8D%E3%81%AF%E3%80%8E%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%8B%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3,%E7%B5%90%E6%9E%9C%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82,(2024年9月12日)
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