「赤ちゃんのつかまり立ちは何か月でできるようになりますか?」
「つかまり立ちの練習は必要ですか?」
赤ちゃんが成長する中で迎える大きなステップのひとつが「つかまり立ち」。
平均して何か月頃につかまり立ちが始まるのか、練習は必要なのか、どうサポートすればいいのか…と不安や疑問を感じているママも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、つかまり立ちの発達の目安や、安全に練習をサポートできるおすすめのおもちゃを厳選してご紹介します。遊びながら自然に体の使い方を覚えられるおもちゃで、赤ちゃんの「できた!」を一緒に応援しましょう。
※2025年3月19日時点の情報です。
つかまり立ちはいつからできる?発達の目安
赤ちゃんがつかまり立ちを始めるのは生後8〜10か月頃が一般的ですが、成長のスピードには個人差があります。早いと5か月頃からできるようになる子もいますし、一方で1歳を過ぎてからようやくできるようになる子もいます。「こども家庭庁ウェブサイト」の『令和5年乳幼児身体発育調査』によると、つかまり立ちは、生後11~12か月未満の乳児の 90%以上ができるという結果がでています。
つかまり立ちは、赤ちゃんが自分の体を支えるための筋力が発達し、歩く準備をする重要なステップです。初めは親の手や家具につかまりながらゆっくりと練習し、徐々にバランス感覚を身につけていきます。
ただし、「なかなかつかまり立ちをしない」と焦る必要はありません。赤ちゃんの発達には個性があり、ハイハイの期間が長いほど歩く力がしっかりと身につくとも言われています。無理に立たせるのではなく、赤ちゃんのペースを尊重することが大切です。
つかまり立ちの練習は必要?自然にできるようになる?
つかまり立ちは、赤ちゃんが成長する中で自然にできるようになる動作のひとつです。基本的には、特別な練習をしなくても、赤ちゃんが自分のペースで学んでいきます。
ただし、つかまり立ちのサポートをすることで、赤ちゃんがよりスムーズに習得できることもあります。例えば、安全に立てる環境を整えたり、興味を引くおもちゃを用意したりすることで、赤ちゃんが自然とつかまり立ちを試みるようになります。
ですが、無理に立たせると、赤ちゃんにストレスがかかったり、転倒のリスクが高まったりすることもあるため注意が必要です。赤ちゃんが興味を持って自発的に行動することが大切なので、成長のペースを見守りながら、遊びの中で楽しくサポートしていきましょう。
つかまり立ちを促すおもちゃの選び方
つかまり立ちをサポートするおもちゃを選ぶ際には、安全性と赤ちゃんの興味を引く工夫がされているかが重要です。以下4つのポイントを押さえて選びましょう。
① 安定感があり、倒れにくいものを選ぶ
つかまり立ちをする段階では赤ちゃんの体のバランスは不安定なので、ぐらつきやすいおもちゃだと転倒のリスクがあります。しっかりとした作りで、赤ちゃんが寄りかかっても倒れにくいものを選びましょう。
② つかまりやすい形状・高さのおもちゃを選ぶ
赤ちゃんがつかまり立ちをしやすいように、握りやすいバーや取っ手があるものがおすすめです。また、赤ちゃんの成長に合わせて高さを調整できるものも便利です。
③ 転倒防止の工夫がされているかチェック
クッションが付いているものや、滑りにくい設計がされているものを選ぶと安心です。また、万が一赤ちゃんがぶつかってしまったときのために、角が丸い設計のものや、衝撃を吸収する素材のおもちゃを選ぶのも良いでしょう。
④ 興味を引く仕掛けがあると楽しめる
赤ちゃんが自発的につかまり立ちをしたくなるように、音が鳴る・光る・触って楽しい仕掛けがあるものを選ぶのもポイントです。楽しみながら練習することで、モチベーションを高めることができます。
つかまり立ちの練習におすすめのおもちゃ5選!
ここからは、先ほどの選び方を踏まえて、つかまり立ちの練習におすすめのおもちゃを紹介します。安定感があるもの、つかまりやすい形状のものや、発育のサポートとして長く使えるおもちゃをまとめているので、是非参考にしてみてください。
対象年齢:6か月~
サイズ:41 x 33 x 44 cm; 2.78 kg
「People アクティブ知育 ローラー」は、赤ちゃんの成長を見守るママにぴったりのおもちゃです。つかまり立ちや歩行の練習をしながら、遊びの中でバランス感覚を養えるのが特徴です。押したり転がしたりできるローラー構造は、赤ちゃんが興味を持ちやすく、夢中で遊ぶうちに自然と体の使い方を学べます。さらに、滑り止めゴム付きの転倒しにくい安定設計で安心して見守ることができ、カラフルなデザインや音の仕掛けが赤ちゃんの好奇心を刺激します。長く使える2WAY仕様で、成長段階に合わせた遊び方ができるのも嬉しいポイントです。
対象年齢:10か月~
サイズ:45 x 45 x 34.5 cm; 2.09 kg
「アンパンマン たっちしてタッチ!テーブル」は、アンパンマンの楽しいキャラクターとカラフルなデザインが赤ちゃんの興味を引き、タッチするたびに光や音が出る仕掛けがやる気を引き出します。アンパンマンのおしゃべり効果音が20種類以上も入っていて、触るのが楽しくなる設計がたくさん詰まっています。立ちながら手遊びを楽しめるので、つかまり立ちや伝い歩きの練習にもぴったりですし、テーブルを裏面に組み立てると、テーブルとしても使えます。しっかりした安定設計で安心して遊ばせられ、長く使えるのが魅力です。
対象年齢:0か月~
サイズ:10 x 45 x 34 cm; 1.2 kg
「うちの赤ちゃん世界一 スマート知育ジム&ウォーカー」は、新生児の頃はプレイジムとして手足を動かす遊びを、つかまり立ちの時期にはバーを支えにバランス感覚を養い、歩き始めたらウォーカーとして押しながら歩行練習ができる多機能おもちゃです。組み立て工具不要なのでラクラク組み立てられて、使わないときは折りたたんで約15cmのすき間に収納できるので、収納の幅を取らないのも魅力です。カラフルなデザインと音の仕掛けが赤ちゃんの興味を引きつけ、遊びながら成長を促します。
対象年齢:8か月~
サイズ:56 x 51 x 58 cm; 4 kg
「全身の知育R パーフェクトII」は、赤ちゃんの「遊びたい!」を引き出し、成長をしっかりサポートします。赤ちゃんが認識しやすい原色が使われたカラフルなデザインと多彩な仕掛けが詰まったおもちゃです。まず手を伸ばし始めたら、ボタンを押して遊べる「ビジーボード」として遊べますし、ハイハイをしだしたら、車のような形にしてハイハイウォーカーとして使えます。もちろんつかまり立ちテーブルや、歩くのを補助したり、車の上に載って遊ぶブーブーとしても使えるので、様々な使い方ができて、長く遊べるおもちゃです。
対象年齢:6か月~
サイズ: 32 x 71 x 56 cm; 10.6 kg
「はらぺこあおむし ミュージカルキッズランドDX II」は、絵本「はらぺこあおむし」の世界観を取り入れたデザインのベビーサークルです。スペースや形状に合わせて、四角形や多角形など自由に形を変えられるので、お部屋に合わせて自由に形を変えられて使いやすく、扉のロックが二重仕様になっているため、安心して楽しめます。サークルの壁一面に楽しく遊べる仕掛けがいっぱいあるので、つかまり立ちを促すサポートにもつながります。
つかまり立ちをサポートするための注意点
赤ちゃんがつかまり立ちを練習するときは、安全に配慮しながら見守ることが大切です。4つのポイントを押さえて、安心して練習できる環境を整えましょう。
① 転倒しやすい環境を作らない
赤ちゃんはまだバランスが不安定なため、家具の角や硬い床にぶつかるとケガの原因になります。
- テーブルの角にはコーナークッションを設置する
- 床にはマットを敷く(ジョイントマットやプレイマットがおすすめ)
- 家具は壁に固定し、動かないようにする
赤ちゃんの転倒が心配なかたにおすすめのアイテム
対象年齢:4か月~
サイズ:35cm×18cm×4cm
② 靴下は脱がせて裸足で練習させる
靴下を履いたままだと滑りやすく、転倒のリスクが高まります。赤ちゃんの足裏は滑り止めの役割があるので、裸足でつかまり立ちの練習をするのがベストです。
③ 無理に立たせず、赤ちゃんのペースに合わせる
「早くつかまり立ちをしてほしい」と焦って無理に立たせると、赤ちゃんにストレスがかかることもあります。自然に興味を持って立つようになるまで、おもちゃなどを活用して楽しく促すことが大切です。
④ 赤ちゃんの姿勢をチェックしながら見守る
つかまり立ちの際に、つま先立ちになっていないか、足の形が不自然でないかを確認しましょう。違和感がある場合は、小児科や整形外科の先生に相談するのも一つの方法です。
まとめ:遊びながら成長!赤ちゃんに合ったおもちゃでサポートしましょう
赤ちゃんが楽しくつかまり立ちを練習できるおもちゃを選ぶことで、成長をサポートできます。特に、安定感があり、赤ちゃんの興味を引く仕掛けがあるおもちゃを選ぶのがポイントです。
ぜひ、赤ちゃんの成長に合わせた最適なおもちゃを見つけてみてください。
#知育 #知育玩具 #おもちゃ #つかまり立ちの練習 #おもちゃ #知育レッスン #知育ママ #0歳 #8か月 #10か月 #1歳
▼参考文献
こども家庭庁ウェブサイト.“令和5年乳幼児身体発育調査”.
https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/b32105e4-fa26-42eb-97d0-2e5cbaef703a/25a6391e/20241225_policies_boshihoken_r5-nyuuyoujityousa_10.pdf,(参照 2025-03-19)
北海道のひまわりの北竜町明るい.“発育・発達の様子 【発達の目安】”.http://www.town.hokuryu.hokkaido.jp/pdf/sukusuku/5.pdf,(参照 2025-03-19)