子供に英語の絵本を読み聞かせしたい！英語が学べるおすすめの絵本10選

2024年10月4日2024年10月11日

「英語の絵本を読み聞かせしたいけど、どの絵本がいいのだろうか？」
「英語の絵本の読み聞かせの効果とは？」

子供に英語を学んでもらうために英語の絵本の読み聞かせをしたいけれど、どの絵本がいいのか、ちゃんと効果がでるのか気になっているかたも多いのではないでしょうか。

この記事では、英語の絵本の読み聞かせをしてどんな効果があるのかについてまとめています。おすすめの英語の絵本と英語で読み聞かせをするときのポイントも紹介しているので、読み聞かせをする際の参考にしてみてください。
また、英語の絵本の読み聞かせをしたくても英語がすらすら読めずできないという方のために、英語ガイド音声付きの絵本も紹介しているので、そちらも参考にしてみてください。

※2024年10月3日時点の情報です。

英語の絵本の読み聞かせの効果とは？

子供に英語が話せるようになってほしいけれど、英語で絵本を読み聞かせするとどんな効果があるのかどうか気になりますよね。

英語の絵本の読み聞かせにはこんな効果があります

英語の表現が音として定着しやすい
リスニング力が育つ
生きた英語が身に付く
思考力が高まる

英語の表現が音として定着しやすい

子供は、言葉のリズムをつかむ能力が高いと言われており、英語で絵本を読み聞かせることで、英語の表現やフレーズを音として覚えやすいです。リズムがつかめると単語の聞き分けができるようになり、言葉の言い回しの習得・理解が早まります。そのため、読み聞かせをする前にその絵本で覚えてほしいフレーズを決めて、そのフレーズをリズムよく読めるようにしておきましょう。

リスニング力が育つ

英語の読み聞かせを習慣化することで、耳が英語になれるのでフレーズや単語の聞き分けができるようになり、リスニング力が身に付きます。お母さんやお父さんが英語の絵本を読んでいるのを子供が絵本を見てくれないときもあるかと思います。ですが、絵本を見ていなくても耳はちゃんと読み聞かせを聞いているので、絵本を見てくれない日があっても、声に出して英語を読んであげましょう。

生きた英語が身に付く

小学校に入ると英語の授業がありますが、文法や書くことが優先で日常会話における英語の習得は難しい場合が多いです。英語の絵本からは、家庭や日常会話で使える英語がもりだくさんなので、生きた英語が身に付きます。

思考力が高まる

英語絵本の読み聞かせのいいところは、英語がわからなくても絵から「どういう話をしているのか」を子供が考えて想像できるため、思考力が高まります。子供が興味をもって「今のってこういう意味？」と聞いてくれるようになるのが理想です。英語絵本を読み終わった後に、「どういうお話だった？」と聞いて答え合わせをしてみましょう。

英語の絵本の読み聞かせをするときのポイント！

英語の絵本を読み聞かせをするときに、お母さんやお父さんが気を付けるべきポイントや、子供が効率よく英語を吸収するポイントなどはあるのでしょうか。

絵本の読み聞かせをするときの3つのポイント

楽しんで読む
習慣化する
質問や相槌をしてあげる

楽しんで読む

読むときは、完璧な発音でなくても大丈夫なので楽しんで読みましょう。大事なのは、お母さんが楽しみながら自信をもって読み聞かせをしてあげることです。子供は発音よりリズムで覚えるため、リズムよく読みましょう。英語が全く読めない、リズムよく読むのが難しい場合は、英語音声付の本で読み聞かせしましょう。

習慣化する

英語を覚えてもらうためには、毎日読み聞かせをして習慣化することが大切です。読み聞かせが習慣化すると最初は飽きやすかった子も、だんだんと英語に興味を持ち始め、最後まで聞けるようになります。読み聞かせをするタイミングは、子供が読んでと言ってきたときがいいですが、英語の絵本に興味を持ち始めるまでに時間がかかることもあります。そのため、寝る前に読むなど時間を決めるのがいいでしょう。

質問や相槌をしてあげる

英語を早く覚えてもらうには、絵本の内容を読み聞かせするだけではなく、子供のペースに合わせて、英語で質問と相槌をしましょう。例えば、「What color is it?」「What′s this?」といったように、どの絵本にも生かせる質問をしてあげましょう。答えられなくても相槌と正解をいうことで、段々と言えるようになっていきます。また、相槌を言う際は、肯定的な相槌が好ましいので「YES！」と言ってあげるように心がけましょう。

初めての英語の絵本の選び方！

初めての英語絵本は何を選べばいいのかわからないというかたもいますよね。
初めての英語絵本は

絵でストーリーがわかる絵本
子供が興味を持った絵本

にしましょう。

初めは子供が英語を聞き取れず何を言っているか理解できないため、絵だけでストーリーがわかったり楽しめたりする絵本が好ましいです。また、子供が気に入るものでないと飽きてしまうので、初めて買う英語絵本は、一緒に書店に行って子供が興味をもった絵本にしましょう。

【年齢別】読み聞かせにおすすめの英語の絵本10選

子供が飽きずに楽しんで学べる、おすすめの英語の絵本を紹介します。子供の趣味や英語のレベルに合わせて検討してみてください。

最初の英語絵本はコレ！視覚的にも美しい英語絵本

「A B See」は、アルファベットの中にユーモアと美しさのある絵が描かれており視覚的に美しい絵本です。絵本の内容は、イラストではなく、アルファベットから始まる単語で韻を踏むようなフレーズが載っているので、リズムで単語が覚えられる一冊です。

音楽が流れてくるので英語がわからなくても楽しめる絵本

「The Animal Orchestra Plays Beethoven」は、右下スピーカーから音楽が流れてくる仕掛けになっているので英語がわからなくても、音楽の絵本として楽しめます。音楽が少し長めですが、しっかり楽しめます。英語も比較的読みやすいフレーズが多く、日本語版もあるので、日本語版と英語版の両方を買って反復して読むという方法もおすすめです。

英語絵本といえばコレ！色と動物の名前が覚えられる絵本

「Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?」は、出てくる動物の名前とその動物の色を覚えられる絵本です。基本的な色が出てくるので、初めての英語で色を教えたいかたにピッタリです。韻を踏んだリズミカルな表現が出てくるので、お母さんお父さんも読んでいて楽しめること間違いなし！

「教師が選ぶ子どもの本トップ100」に選ばれた絵本

「Corduroy」は、1968年に出版以降長く愛されており、2007年の全米教育協会が選ぶ「歴代最高のこども本ベスト100ランキング」に選ばれた一冊です。ひとつの出会いが心を満たしてくれる幸せを教えてくれるので、難易度は少し上がりますが、英語が学べるだけでなく心を優しい気持ちで満たしてくれる絵本です。

簡単な英語なのに科学について覚えられる絵本

「What are stars?」は、子供が覚えやすいように簡単な英語が使われていますが、内容は深い絵本です。英語を覚える中でこの絵本は外せない一冊です。

動物が好きな子におすすめ！フォニックスから英語が学べる

「Animal Phonics Readers Parent Pack」は、フォニックスが学べるようになっているので、アルファベット一文字の読み方を学んでから単語として読めるようになります。フォニックス学習の教材ですが、読み聞かせとしておすすめです。動物や虫、魚などの生き物が出てくるので、動物が好きな子が飽きずに学べる24冊セットです。

キャラクターやアニメが好きな子におすすめの2冊

「Step into Reading」は、レベルごとに分かれていますが、1冊で完結するため読みやすいです。子供のレベルに合わせて単冊買いしたり、子供の好きなキャラクターの回だけ買うのもいいですね。レベル1は簡単なフレーズ単位で出てきますがワード数が少ないので、レベル2くらいから始めるのがおすすめです。レベル5になると、絵が少なくなり英語の量が多くなります。子供が自分で読めるように文字が大きいのも特徴です。

「Disney Block」は、ディスニーの有名なセリフシーンが作品毎に紹介されており、1冊でたくさんのディズニー作品が出てきます。白雪姫からアナ雪まで入っているので、子供がディズニーが好きでディズニーのセリフから英語を学ばせたいというかたにピッタリです。

英語を読むのが苦手！そんな時は音声付きの絵本がおすすめ

英語の発音が完璧じゃなくてもいいといっても、英語を読むのが苦手・抵抗があるというかたもいますよね。そんなかたのために、英語音声付きの絵本を2冊紹介します。

英語の曲が20曲収録！歌で英語を覚えよう！

「しまじろうのえいごのうた English Songs」は、絵本を開いて曲のイラストが描かれたボタンを押すだけで曲が流れるので、CDなどと違い、子供が自分の好きなタイミングで気軽に聞くことができます。サイズも大きすぎないので持ち運びしやすく、車の移動中にも大活躍できる一冊です。

ネイティブな発音で日常会話を身に着けよう

「Sight Word Readers」は、アプリを入れると絵本の内容をネイティブな英語音声で聞ける絵本です。ネイティブな発音で読んでくれるので、子供と正確な発音を身に着けられます。音声は1冊に対して数種類のバリエーションがあり、絵本のイラストやページをめくるタイミングに合わせて効果音が流れるので、飽きずに楽しめます。1冊8ページの絵本が25冊入っており、50単語を身に着けられるように短い日常会話のフレーズが使われています。