「知育パズルにはどんな効果があるのでしょう?」
「知育パズルは何歳から始められますか?」
知育パズルの購入を検討しているが、どんな効果があるのか、何歳から始めるべきなのかわからないですよね。
思考力や判断力を養うことを目的にした知育パズルは、子供の年齢に適した種類を選ぶことが大切です。本記事では知育パズルがもたらす効果や注意点のほか、年齢別におすすめの知育パズルを紹介します。2歳あたりから小学校低学年までの子供にあった知育パズルを紹介しているので、知育パズルをお探しのかたはぜひ参考にしてみてください。
※2024年10月24日時点の情報です。
知育パズルの効果と注意点
知育パズルは、子供の知能や知力を遊びながら育てることを目的としているおもちゃです。色や形が異なるピースに触れ、考えながら1つの絵を完成させることで、成長過程においてさまざまな能力の発達をサポートします。
手先を動かしながら遊び、無理なく「楽しみながら」子供の能力を伸ばせる点が魅力です。知育パズルの活用で期待できる効果とともに、取り入れる際に注意しておきたいポイントを解説します。
知育パズルの効果
年齢に適した知育パズルを用いて遊ぶことで、観察力や想像力、集中力の発達が期待できます。パズルのピースの色や形の違いを認識する「観察力」が育まれ、完成形をイメージしながら遊ぶことで「想像力」が身に付けられる可能性があるためです。また、考えながら遊び、パズルが完成したときの成功体験は、子供の自信に繋がり自主性が伸びるでしょう。
知育パズルのここに注意!
観察力・想像力・集中力・自主性が伸びる知育パズルですが、遊ぶうえで注意点はあるのでしょうか。
子供に知育パズルを遊ばせる際は、以下の2点に注意してください。
まず1点目は、できるだけ親子で一緒に取り組むことを心掛けましょう。知育パズルは対象年齢に合わせて作られていますが、一般的な子供向けパズルと比べると難易度が高めに作られている傾向にあります。最初から子供一人で遊ばせてしまうと、上手くできずにやる気を無くし、知育パズルを嫌いになってしまう可能性もあるので、慣れるまでは一緒に遊んでサポートしてあげると良いでしょう。
2点目は、知育パズルを無理強いしないことです。いくら子供のためだからといって、無理強いをしては、知育パズルを嫌いになってしまう可能性があります。年齢に合わせた遊びやすい知育パズルを選んであげたり、子供ができたら褒めてあげたりと、子供に無理強いせず自主的にチャレンジしたくなるような環境を整えてあげてください。
知育パズルを選ぶ3つのポイント
さまざまな知育パズルが販売されていますが、人気の知育パズルが子供に合ったものとは限りません。数ある知育パズルの中から、どの商品を選べばよいのか迷った際には、次の3つのポイントをぜひ参考にしてみてください。子供の大切な成長を助けるアイテムの1つとなるため、しっかりと吟味して選びましょう。
子供の成長に合わせたものを選ぶ
ポイントの1つとして抑えておきたいのが、子供の成長に合った知育パズルを選ぶことです。「成長に合ったもの=対象年齢」というわけではありません。年齢を重ねるごとに色やデザインの好みは変わってくるため、子供の好みに合わせて知育パズルを選ぶと、より興味を持ってもらいやすくなるでしょう。
子供がどのような色やデザインに興味があるのかわからないと迷った際は、おもちゃ屋さんの試遊ゾーンや定額制のレンタルサービスを活用するのもおすすめです。
子供が扱いやすい素材を選ぶ
知育パズルを探している方のなかには、どの素材が適しているのか悩んでしまう方もいるのではないでしょうか。
知育パズルに使われている主な素材は、木製・紙製・樹脂製の3種類に分かれます。パズルにまだ慣れていない年齢であれば、ピースに触れたときに手触りが良く温もりを感じられる木製がおすすめです。扱いやすさや触り心地を求めているのであれば、紙製がよいでしょう。紙製の知育パズルはコストを抑えられる点がメリットではありますが、劣化しやすいというデメリットもあります。
もし、金額や触りごごちよりも家のレイアウトの雰囲気を壊したくないというかたには、樹脂製がおすすめです。
子供が飽きずに取り組めるものを選ぶ
飽きてしまったり達成感を得られなかったりすると、子供の知育パズルで遊ぶ意欲を失いかねません。知育パズルは、飽きずに取り組めるものを選ぶのが重要なポイントです。
知育パズルが初めての子供であれば、まずは興味を惹きつけ、好奇心をくすぐるものを選択することが大切です。好きなキャラクターのものや、カラフルなものだと、飽きずに取り組める可能性があります。
【年齢別】おすすめの知育パズル6選
子供は一般的に1歳あたりから手足を自由に動かせるようになります。知育パズルを始めるのに遅いタイミングはありませんが、2歳あたりから取り入れるのがよいでしょう。言葉や数字、形の理解が必要な知育パズルは、2〜4歳頃に始めるのがおすすめです。
【2~4歳向け】おすすめの知育パズル
2歳6ヶ月頃になってくると形の違いがわかるようになり、簡単な絵合わせやパズルができるようになります。そのため、2〜4歳ごろまではピースの形が判別しやすいものを選ぶのがよいでしょう。成長とともに、ピースに英語や数字などが描かれた知育パズルを選択肢に入れていきましょう。
対象年齢:1.5歳~
サイズ:12 x 12 x 0.1 cm; 730 g
個数:2ピース・3ピース・4ピース・6ピース×各2枚、ガイドブック×1部、記録シート:1枚、収納箱(6ピース用)×2箱
2〜4歳の子供におすすめなのが「くもんのジグソーパズルSTEP1のりものいっぱい」です。電車やパトカー、消防車など、子供が興味を持ちそうな乗り物を中心としたデザインで作られています。2〜6ピースのパズルが各2枚ずつあり、子供の成長に合わせて飽きずに遊べるスモールステップ方式のパズルです。
対象年齢:3歳~
サイズ:31.4 x 19.4 x 4.7 cm; 1.08 kg
手触りの良い木製の知育パズルを探してる方におすすめなのが「Gigamicギガミック」です。世界中から愛されているパズルの1つですが、注目したいのが36,057通りのピースの組み合わせができる点です。ルールブックを見ながら難易度を細かく設定できるため、年齢や子供の興味・集中力に合わせて長く遊べます。
【4~6歳向け】おすすめの知育パズル
子供がパズルに慣れてきたら、レベルの高いものを選択することで、さらに観察力や想像力、集中力を高める効果が期待できます。知的好奇心をくすぐるのが、都道府県やひらがなの五十音がデザインされているパズルです。パズル型のボードゲームやルートゲーム型パズルなどもおすすめです。ゴールや答えを見つけるための想像力や思考力を身に付けられます。
対象年齢:5歳~
サイズ:6 x 31 x 29 cm; 1.03 kg
子供の知的好奇心をくすぐりながら、地理の知識を身に付けられるのが「くもんの日本地図パズル」です。カラフルに色付けされたピースを組み合わせながら日本地図を完成させていきます。
このパズルは難易度を調整できて、ひらがなのシールを貼れば、漢字が読めない子供でも都道府県名を覚えながら遊べます。さらにパズルに慣れてきたら目隠しシールを使って、都道府県名当てをすることもできます。そのため、発展的な学びが期待できるパズルです。
対象年齢:6歳~
サイズ:8 x 8 x 0.1 cm; 100 g
集中力を高める効果が期待できるのが「テトリス風のゲームタングラム」です。発色の良い鮮やかなピースが、子供の興味をそそります。子供だけでなく大人が見ても楽しめるカラフルなデザインが魅力です。「どのピースの組み合わせできれいに揃えられるのか」を考えながら組み立てていくので、子供の記憶力や思考力を伸ばせるでしょう。
【小学校低学年】おすすめの知育パズル
遊び方の幅が広がってくる小学校低学年には、50ピース以上にしてみるなど、チャレンジ精神をくすぐるパズルを選ぶのがおすすめです。興味を持つジャンルも明確になってくるため、子供の好みに合わせたデザインやストーリー性があるものを選ぶとよいでしょう。
対象年齢:4歳~
サイズ:23 x 0.6 x 23 cm
ページ数:48ページ
「頭が良くなる!知育シールパズル」は、「やり抜く脳力を育もう」というコンセプトのもと、脳科学者・茂木健一郎氏が監修したパズルで、小学校低学年の子供向けパズルを探している方におすすめです。ランダムに並んだパズルシールと台紙を照らし合わせて遊べるため、数字の理解力や空間認知能力が磨かれます。貼り終えた後には、カラフルなパズルが完成するので、達成感も味わえるでしょう。
対象年齢:7歳~
サイズ:40 x 5 x 25 cm; 950 g
「DJECO ジェコ オブザベーションパズル ヒストリー 350PCS」は、らせん状のパズルを組み合わせて歴史を学べるパズルです。パズルをつなげ、紀元前三千年から現代までのストーリーを完成させられます。完成したあともさらに遊べるのがこの知育パズルの魅力で、付属されているブックレットとパズルを見ながら、それぞれの時代について学べます。
いかがでしたでしょうか。
知育パズルを探す際には、
- 子供の成長に合わせたもの
- 子供が扱いやすい素材
- 子供が飽きずに取り組めるもの
かどうかを意識して選んでみてください。
#知育 #知育玩具 #幼児教育 #知育パズル #知育レッスン #知育ママ #2歳 #3歳 #4歳 #5歳 #6歳 #低学年