「くもんのおもちゃは知育に効果がある?」
「2歳におすすめのくもんのおもちゃは?」
2歳は好奇心が旺盛になり、さまざまなことに興味を持ち始める大切な時期です。この時期の遊びを通して、子供の集中力や思考力を育てたいと考える方は多いでしょう。
そこでおすすめなのが、「できる喜び」を大切にするくもんのおもちゃです。くもんのおもちゃは、独自の教育ノウハウに基づいて開発されており、子供の成長に合わせた学びを提供します。
この記事では、遊びながら楽しく学べる、2歳向けのくもんのおもちゃを紹介します。子供の知育に役立つおもちゃを探しているかたは、ぜひ参考にしてください。
※2025年10月23日時点の情報です。
「くもんのおもちゃ(KUMON TOY)」とは
くもんのおもちゃは、「できる」「身につく」「かんがえる」の3つの大きなシリーズで構成されており、子供が無理なくステップアップしながら達成感を味わえる工夫が凝らされています。ここでは、各シリーズの特徴と期待できる効果を見ていきましょう。
できるシリーズ
遊びをくり返し楽しむなかで、指先の器用さ、つまり巧緻性や集中力など、学習の土台となる能力を育みます。「つむ」「はめる」「握る」といった動作を促すおもちゃが多く、小学校以降の学習に必要となる、鉛筆を持つ力や道具を使う力の基礎を養うことができます。
「できた!」という達成感を味わえる設計のため、夢中になって遊ぶうちに、机に向かう習慣や粘り強く取り組む力も自然と身につくでしょう。
身につくシリーズ
遊びながら「ひらがな」「数」「地図」などの知識を身につけ、小学校以降の学習への興味を引き出すことを目的としたシリーズです。たとえば、ひらがなパズルや地図パズルを通じて、知識を図形や感覚として捉えることで、記憶に定着しやすくなります。遊びという楽しい体験によって、学習自体への前向きな気持ちを育む効果も期待できます。
かんがえるシリーズ
単に知識を覚えるだけではなく「どうすればうまくいくのか?」を自ら考えるプロセスを重視して作られたシリーズです。
平面や立体、パズルといった遊びから、考える力を段階的に高めていきます。試行錯誤しながら取り組むことで、思考力や想像力の向上が期待できます。
2歳児の発達特徴は?
2歳は運動能力や言語能力が飛躍的に伸び、自我が芽生えるなど、心身ともに著しい変化が見られる時期です。子供にあったおもちゃを選ぶために、まずは2歳児の発達的な特徴を把握しておきましょう。
身体・運動機能の発達
身体全体の動き(粗大運動)と手先の動き(微細運動)の両方が大きく向上し、活動的になります。
片足立ちやジャンプ、ボールを前に投げるといった動作ができるようになります。音の高い低いが区別できるようになりリズムを口ずさめるようになります。
微細運動では、積み木を高く積む、ねじる、ものをつまむ、線や丸を描くといったことができるようになります。まだ不安定さはあるものの、目と手の協調性が育っている証拠です。
上着を自分で着たり靴下を脱ごうとしたりするなど、生活動作においても大きな変化が見られます。
言語・認知能力の発達
語彙が急速に増える時期で、言葉を使って自分の意志を伝えようとします。多くの子供が「わんわん、きた」「ママ、たべた」などの二語文を話し始めるでしょう。
好奇心・知識欲が旺盛になり、「これなあに?」「どうして?」といった質問が増えることで、言葉や知識をどんどん吸収していきます。
また、認知能力が発達し、身体各部がわかるようになったり、色や形、大きさといった基本的な概念を理解し始めるのも2歳児の特徴です。積み木を車に見立てたり、おもちゃのコップで飲む真似をしたりするなど、ごっこ遊びをすることも増えてきます。
社会性の発達
自己意識(自我)が芽生え、何でも「自分でやりたい!」という気持ちが強くなります。一方で、感情のコントロールはまだ難しく、上手にできないことへの不満や怒りから、大声で泣き叫んだり、暴れたりしてしまうことも少なくありません。
また、ほかの子供に対して興味を持ち始めるのもこの時期です。はじめは様子をうかがったり、近くで遊んだりする並行遊びが中心ですが、徐々におもちゃの貸し借りやごっこ遊びをするようになり、友達と関わりながら遊ぶ機会が増えていきます。
【2歳児向け】くもんのおすすめおもちゃ6選
くもんのおもちゃは、独自の「スモールステップ」方式で、子供の集中力と考える力を無理なく伸ばすサポートをしてくれます。ここでは、2歳児の発達段階におすすめのおもちゃを紹介します。
対象年齢:1歳~
サイズ:42長さ x 30幅 cm
主な素材:ペーパー
「くもんのおえかきジグソーパズル」は、9ピース、12ピース、16ピース、20ピースの4つの真っ白なパズルが入ったセットです。簡単なものからステップアップしていくことで、達成感を積み重ねながら、子供の集中力と考える力を自然に伸ばします。ピースを「つまむ」「はめる」という動作は、指先の巧緻性を高め、脳の発達を促すのに効果的です。また、真っ白なパズルに自分で絵柄を描けば、思い出づくりを楽しみながら図形認識力や色彩感覚を養えます。
対象年齢:2歳~
サイズ:5.4 x 5.4 x 1.3 cm
個数:60
「くもんのひらがなつみき」は、つみき遊びを楽しみながら、自然とひらがなを覚えられる知育玩具です。つみきの表面には大きなひらがな、裏面にはひらがなで始まる言葉とイラストが印刷されており、文字認識力と語彙力を同時に育めます。
ピースを積み上げたり、文字をつなげて言葉を作ったりと、工夫次第でさまざまな遊び方ができるでしょう。自然のぬくもりを感じられる木製で、日本の玩具安全基準である「STマーク」を取得しています。木製ブロックの角は丸く加工され、つかみやすい大きさに設計されています。
対象年齢:2歳~
サイズ:50 x 70 x 10 mm
個数:木製ピース8個 ガイドボード24枚(大・中・小各8枚) ガイドブック1部
「NEW さんかくたんぐらむ」は、楽しく遊びながら図形感覚や考える力を養えるパズルです。二等辺三角形の木製ピースをガイドボードの上にはめて、パズルを完成させていきます。
ピースの形は1種類だけなので、2歳の子供でも挑戦しやすく、飽きずに達成感を得やすい設計です。ガイドボードの課題ができるようになったら、自由な発想でさまざまな形を組み立てて遊ぶこともできます。成長に合わせて長く使える知育玩具です。
対象年齢:1.5歳~
サイズ:6.2 x 5.5 x 7 cm
主な素材:プラスチック, 紙
「かさねてコーン20」は、コーンを重ねたり並べたりする遊びを通して、創造力を養う知育玩具です。コーンには1から20までの数字が書かれており、10色に色分けされています。数字や色を楽しく覚えられるだけでなく、手先の巧緻性の向上が期待できます。
基本的な遊びができるようになったら、複雑な重ね方や並べ方を試してみることで、創造性をさらに伸ばすことができます。
対象年齢:2歳~
サイズ:30 x 38 x 28 cm
主な素材:プラスチック, 金属
「つみつみスロープ」は、ボールを転がすことで手先の器用さや集中力、創造性を育むスロープトイです。パーツを積み重ねて、ボール転がしのコースを組み立てます。位置を合わせれば簡単にピースがはまるように設計されているため、2歳の子供でも安心です。
また、一番下のパーツに支柱パーツを使えば、後のパーツはどのように組み合わせても、ボールがスタートからゴールまで転がるように設計されています。慣れてきたら、自分で考えたオリジナルのコースづくりにも挑戦できるため、ステップアップしながら思考力や創造力を養えるおもちゃです。
対象年齢:1.5歳~
サイズ:50 x 50 x 1 mm
主な素材:ポリエステル, ポリ塩化ビニル, 紙
「おふろでぴたぴた ひらがなことば」は、お風呂の壁に貼ってひらがなを学べる知育玩具です。水に濡らすと壁にくっつくピースが50個入っています。
ピースの表面にはイラストとひらがな、裏面には文字のみが記載されており、言葉の習得を促します。壁に貼るだけではなく、かるた遊びやお話づくりなど、親子でさまざまなコミュニケーションを取りながら遊べるでしょう。吸盤付きのネットが付属しており、片付けも簡単です。
2歳の遊びを広げる工夫と親の関わり方
くもんのおもちゃは、子供のさまざまな能力を伸ばすのに効果的なツールです。しかし、ただおもちゃを与えるだけでは、その効果を十分に引き出すことはできません。親がほんの少し関わり方を変えるだけで、遊びはより深く、豊かなものへと変わります。
ここでは、遊びの可能性を広げ、子供の自主性をさらに引き出すための、親の関わり方を紹介します。
「問いかけ」で思考を促す
親の問いかけは、子供の遊びを深め、創造性や問題解決能力を育むのに効果的です。
たとえば「これはどうなるかな?」「何を作ったら面白いかな?」などと質問を投げかけてみましょう。子供は、自分で解決策を考えて試行錯誤するうちに、自然と問題解決能力を身につけていきます。
「教える」よりも「共感する」
子供が失敗したり、思うようにできなかったりしたときは、すぐに間違いを正すのではなく、まずは子供の気持ちに寄り添ってあげましょう。
「うまくできなくて悔しいね」「大変だったね」と声をかけて共感してあげることで、子供は安心感を抱き、また挑戦する意欲が湧いてきます。
適度な距離感で見守る
知育玩具で遊ぶ際、親が常に先回りしたり、手伝いすぎたりすると、子供の「自分でできた」という達成感を奪ってしまいます。創造性を最大限に引き出すためには、適度な距離感で子供を見守ることが大切です。
試行錯誤しながら取り組むことで、集中力と自主性が育ちます。危険なときや、助けを求めてきたとき以外は、口や手を出さないようにしましょう。
まとめ|2歳から始めるくもんのおもちゃで、遊びが学びに変わる時間を
2歳は「やってみたい」「できた!」という気持ちがどんどん育つ時期です。くもんのおもちゃは、そんな子供の意欲を引き出し、遊びを通して学ぶ力を育てるように設計されています。ひとつの遊びを繰り返すうちに、集中して考える姿勢が身につき、自然と達成感を味わえるようになります。
また、2歳児はまだ自分の気持ちをうまく言葉で伝えられないことも多いため、親の関わり方がとても大切です。遊んでいる様子を見守りながら「すごいね」「できたね」と声をかけることで、子供は「認めてもらえた」と感じ、自信や意欲が育ちます。無理に教え込むのではなく、楽しむ気持ちを大切にすることで、遊びがより深い学びにつながっていくのです。
くもんのおもちゃは、2歳から始められるシンプルな構造のものが多く、成長に合わせて長く使えるのも魅力です。遊びながら手先の動きや言葉、考える力など、さまざまな発達をサポートしてくれます。日々の遊びの中にくもんのおもちゃを取り入れ、親子で「できた!」を一緒に喜ぶ時間を増やしていきましょう。
#くもん #おもちゃ #知育 #知育玩具 #知育ママ #3歳
参考文献
北海道ひまわりの北竜町 明るい農法.“発育・発達の様子 【発達の目安】”.http://www.town.hokuryu.hokkaido.jp/pdf/sukusuku/5.pdf,(参照 2025-10-23)
くもん出版.“知育玩具 (KUMON TOY)”.https://www.kumonshuppan.com/product-contents/kumontoy/,(参照 2025-10-23)