「ドラえもんのおもちゃが欲しい!と言われるけれど、何を買ってあげればいいかわからない」
「ドラえもんの知育おもちゃにはどんな種類があるの?」
子供は、キャラクターものが好きな子が多いですよね。
知育玩具は子供の発育・発達をサポートするおもちゃですが、子供は好きなものや興味を示す物が絡むと吸収力がぐっと上がります。キャラクターものが好きな子やドラえもんが好きな子は、ドラえもんの知育おもちゃを渡すことで発育・発達のサポートが期待できます。では、ドラえもんの知育玩具にはどんな物があるのでしょうか。
この記事では、知育玩具の選び方とドラえもんの知育玩具をご紹介します。
※2024年10月8日時点の情報です。
知育玩具とは?
知育玩具は、1838年にドイツ人のフレーベルによって考案されたのが始まりです。おもちゃとは、一般的に子供が娯楽として遊ぶための道具として称されていますが、知育玩具は遊びを通じて、非認知能力と呼ばれる集中力や意欲、社会性、想像力、やりぬく力を身につける力の発達をサポートする「文化的価値のあるおもちゃ」を指します。
非認知能力は年齢と脳の発達に応じて身に付きますが、知育玩具を使って遊ぶことで効率的に高めることができます。
お母さんやお父さんが子供の年齢の発達状況を理解したうえで合うおもちゃを揃えておき、子供自身が主体的におもちゃを選んで、遊ぶことで、能力を伸ばしていきます。そのため、「子供の年齢の発達状況を理解して、必要な知育玩具を揃えられる」ことが大切です。
どう選べばいいの?ドラえもんの知育玩具の選び方は?
多くのお母さん・お父さんは知育玩具に限らず、おもちゃを対象年齢で選んでいませんか?おもちゃの対象年齢の記載は、玩具安全マーク(STマーク)を取得する際に、おもちゃに相応しい対象年齢を表示することが義務付けられています。
しかし、おもちゃの対象年齢のつけ方には、一般社団法人 日本玩具協会によって参考資料は出ていますが、法律的な規則はなく、各メーカーが独自の基準で定めており、統一的な基準はありません。
では、何を基準に選べばいいのでしょうか。
知育玩具を選ぶポイントは
- 玩具安全マーク(STマーク)がついているか
- 子供の発育・発達状況と合っているか
を軸に選びましょう。
玩具安全マーク(STマーク)がついているか
玩具安全マーク(STマーク)とは、一般社団法人 日本玩具協会によって定められた玩具安全基準(ST基準)を通過したおもちゃに表示が認められるものです。具体的には、玩具安全基準「ST2016」に基づいて「おもちゃの形状や強度に関する検査」「可燃性の検査」「科学物質の検査」が行われます。子供にとっておもちゃが安心かつ安全であることを目的として作られた基準で、対象年齢が13歳までの子供用おもちゃに適応されます。
子供の発育・発達状況と合っているか
子供の発育・発達状況に合わせて知育玩具を選べるのが理想です。では、各年齢の発育・発達状況からサポートできることを月齢ごとに見ていきましょう。
3か月~6か月ごろ
- 舐める、噛む、しゃぶるなどで感覚器官が発達するので、玩具で満足できるようにする
- 腹ばいやひとり座りがしやすいように、クッション性のあるものや椅子などでサポートする
6か月~9か月ごろ
- 這い這いや、つかまり立ち、座ることをサポートできるようにする
- 触った物を口に入れたがるため、口に入れても大丈夫なおもちゃを持たせる
- 何でも手に持ちたくなるので、手に持ちやすいものを与える
9か月~12か月ごろ
- 手、指、足腰を使って動きたくなるので、十分にできるように環境を整える
- 歩きたがるので、外に一緒に出掛ける
1歳~1歳3か月ごろ
- ひとり遊びがじっくり楽しめるようにおもちゃで遊べる空間を用意する
- 言葉や動作を真似できるように、丁寧に話したりゆっくり動いたりする
- 手の指が細かく動くようになるので、摘まんで遊べるおもちゃを用意する
1歳3か月~1歳6か月ごろ
- 歌に合わせて手をたたいたり音の出るおもちゃを鳴らしたくなるので、太鼓などの音が出るおもちゃを用意してあげる
- お気に入りのおもちゃを何度も読んでほしくなるので、飽きずに読んであげる
- 押す・引っ張る・転がすなどの全身運動や、摘まむ・ちぎる・叩く・握るなどの手を使う遊びができるようにする
1歳6か月~1歳9か月ごろ
- 全身を使って遊べるようになる
- 絵本のページを自分で一枚ずつめくりたくなるので、絵本をめくらせてあげる
- 丸めたりちぎったりできるようになるので、折り紙や粘土などを用意してあげる
- 線や曲線がかけるようになるので、書いて遊べるおもちゃを用意する
1歳9か月~2歳ごろ
- 蹴れるようになるので、ボールを用意する
- ジャンプができるようになる
- 行動をまねて一緒に遊ぼうとするので、一緒に遊んであげる
2歳~2歳6か月ごろ
- あいさつや気持ちを言葉で表すようになるので、そういったフレーズが入っている絵本や玩具を用意する
- 手づかみが少なくなりスプーンを使って食事ができるようになるので、おままごとなどで練習する
- 指先を使う遊びがしたくなるので、ひも通しや洗濯ばさみ、粘土遊びなどができる環境にする
2歳6か月~3歳ごろ
- 身の回りのものに興味や関心が広がり、やってみたい、使ってみたいという欲求が出てくるので見守ってあげる
- 三輪車やスクーターに乗れるようになる
- 簡単な絵合わせやパズルが自分でできるようになる
※上記は、発達過程の例示であり発育・発達には個人差があります。上記の発育より遅いからと言って焦る必要はありません。もし不安な場合は、乳幼児健診や3歳児健診などで医師に相談しましょう。
子供が楽しめるドラえもんの知育玩具を紹介!
ここからは、ドラえもんの知育玩具をまとめています。サポートできる発達能力をわかりやすく掲載しているので、選ぶ際の参考にしてみてください。
書いて遊べるおもちゃ!塗って遊べるドラえもんの知育玩具
「スイスイおえかき 何回でもぬれる! ぬりえ ドラえもん」は、水をいれたペンでぬりえシートを塗ると発色するので、服や部屋を汚さずに塗り絵が楽しめます。乾くと消えるので、何度でも繰り返し塗って遊べます。まだ塗り絵は早いかなと思っている子でも、直線や曲線を書く練習が汚れずにできるのでおすすめです。
対象年齢:1.5歳~
社会性が身につく!コミュニケーションが学べるドラえもんの知育玩具
「いっぱい教えて おしゃべりドラえもん」は、ぬいぐるみの機能としてだけではなく「コミュニケーションモード」と「ゲーム・クイズモード」でドラえもんと話しながら遊べます。
まだ言葉が話せない子でも、「コミュニケーションモード」ではドラえもんを寝かせたり傾けたりすると反応するので、音が出て楽しめます。さらに「ドラえもん!」や「道具出して」など特定の言葉を話しかけると言葉を返してくれます。また、「ゲーム・クイズモード」ではドラえもんがひみつ道具のクイズやリズムゲームなどを出してくれるので、基本的なコミュニケーション能力が身に付きます。
対象年齢:3歳~
サイズ:30長さ x 22.5幅 x 34高さ cm
問題処理スキルが身につく!ドラえもんの知育玩具
「ころがスイッチ ドラえもん ワープキット」は、ブロックとスコープとドラえもんの秘密道具の3つのパーツがついていて、自分で立体的なコースを組み立てることができます。どうやったらボールが転がっていくかを考えながら組み立てていくので、問題処理スキルや集中力が身につきます。
対象年齢:3歳~
個数:5個
指先の発達だけでなく世界の国旗が学べる!ドラえもん知育玩具
「どこでもドラえもん 世界の国旗」は、世界の国旗とその国のドラえもんのイラストがパズルになっています。指先の発達や集中力が身につくだけでなく、パズルが完成したら付属の学習シートと照らし合わせることで、その国が世界地図で見るとどこに位置しているのかが学べるので、地図に興味を持つきっかけづくりになるパズルです。
対象年齢:5歳~
個数:75個
読みや書きが学べる!ドラえもんの知育玩具
「ひみつ道具でまなブック」は、付属のタッチペンで絵本をタッチすると読み上げや効果音が出る知育玩具です。子供が好きな恐竜や動物だけではなく、星座やひらがな、カタカナ、九九や英語など幅広く21種類のテーマが入っているので、名前やひらがなの「読み」だけではなく「書き」も学べるおもちゃです。
対象年齢:3歳~
サイズ:27.5長さ x 24.5幅 cm
小学校に入る前の準備学習としておすすめ!ドラえもん知育玩具
「ドラえもんGIGAパッド」は、カメラやゲーム機能も入っていますが、塗り絵やリズムゲーム、文字が書けたり計算したりと小学校に入る前の準備学習として適している知育玩具です。ACアダプターを繋いで使えますが、単三電池でも動くので、車に乗っている間の時間つぶしに子供が一人で楽しめます。パソコンに興味がある子にもおすすめで、2000問以上入っているのでドラえもんと一緒に長く楽しく学べます。
対象年齢:3歳~
いかがでしたでしょうか。
子供の成長に合わせて知育玩具を選びましょう!
また、都度おもちゃの購入を検討する時間がないという方は、おもちゃのサブスクも検討してみてはいかがでしょうか。
おもちゃのCha Cha Chaは、知育玩具が定期的に届きます。
ご家庭にあったプラン診断や、WEBカタログがありますので、そちらを参考に検討してみてください。
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▼参考文献
“STマークの使用の手引き”
,https://www.toys.or.jp/st/st_tebiki.html, (2024年10月8日)
東京都教育委員会,“<参考> 0歳児から2歳児の発達過程”
,https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/school/document/pre_school/files/curriculum2/15_2_2_sankou.pdf, (2024年10月8日)