知育玩具におすすめ！そろばん6商品【年齢別に紹介】

2025年6月24日

「数字を覚えてほしい」

「数の感覚を遊びながら身につけてほしい」

数字の概念を遊びながら自然に身につけられる方法のひとつが、そろばんです。そろばんは、数を視覚的・触覚的に捉えながら、玉を動かす操作によって数への理解を深められる知育玩具です。

なかでも「100玉そろばん」は、1玉＝1という構造で数量を直感的に学びやすく、未就学児の導入教材として適しています。また、玉を指先でつまんで移動させる動作は、手指の運動能力や集中力の向上にもつながります。

この記事では、そろばんの教育効果をふまえ、年齢別に適した製品を紹介します。数を覚えるおもちゃを探しているかたは、ぜひ参考にしてみてください。

※2025年6月24日時点の情報です。

そろばんが知育玩具として活用される理由

そろばんは、単なる計算道具ではなく、視覚・触覚・操作を通して「数の概念」を育む教材として広く活用されています。

特に、100玉そろばんは縦10列×横10玉で構成され、各玉が「1」を表します。数の大小や合計を玉の数と位置で確認できるため、数の意味を具体的に捉えるのに適しています。

通常のそろばんでは1の玉と5の玉を使い位取りを学びますが、100玉そろばんは1の玉のみで構成されており、数の基礎的な学習に特化した設計です。

指先を使って玉を動かすことで、手指の発達や脳への刺激も期待できます。

色分けされたデザインの製品も多く、数のまとまりやパターンの認識にも役立ちます。そろばんは「数に触れる」経験を通して、後の算数理解の土台づくりをサポートします。

【1～5歳向け】数に親しむためのそろばんおすすめ4選

ここからは知育玩具としてのそろばんの中でも、3歳以上向けのものををピックアップして紹介します。

「七田式百玉そろばん」は、10個の玉が10列に並ぶ100玉そろばん。各列の色が異なるため、子供が数のまとまりを認識しやすくなっています。背面の数字ボードとあわせて使えば、玉の操作と数字の視覚認識を同時に行うことができます。対象年齢が広く、1歳から小学校入学前まで長く使用可能です。

Edutēの「レインボーアバカス」は、木製フレームにカラフルな玉が並んだ100玉そろばん。玉のサイズが大きく、手先の力が安定していない子供でも操作しやすい設計です。列ごとに色分けされていることで、10のまとまりの理解を促します。玉の干渉を抑えたゆとりある構造も特徴です。

「くもんの玉そろばん120」は、120個の玉が12列に配置され、100を超える数の感覚にも対応しています。赤と青の玉が交互に配置されており、数の足し算・引き算の理解を助けます。付属の数字シートや助数詞シートにより、語彙と数を結びつけた学習も可能です。

学研の遊びながらよくわかる「木製100だまそろばん」は、100玉そろばんに「おけいこシート」「カード」「ドリル」がセットになっており、遊びながら数の足し引きや大小の違いを学べます。親子で取り組めるガイドブックも付属しており、初めてそろばんに触れる家庭にも適しています.

【6歳～小学生向け】算数の基礎づくりに活かせるそろばん2選

6歳は小学校に入学する年齢でもあるため、小学校で習う算数を意識して遊ばせてみましょう。6歳以上向けのそろばんは6歳未満のものよりも、より複雑な数の概念や計算に対応できるよう設計されています。

こちらの商品は、100玉そろばんに加え、数字カードや数え棒、時計など複数の教材が含まれたセットです。カードを使った計算式の表示とそろばん操作を組み合わせることで、視覚・操作・思考を連携しながら理解を深められます。算数の基礎を複数の角度から学びたい時期に適した木製知育玩具です。

こちらの商品は、100玉そろばんと学習時計が一体になったシンプルな設計。玉の操作による足し算・引き算の練習に加え、時間の読み方の学習にも活用できます。必要最小限の構成により、集中して学べる環境を整えやすい製品です。

年齢別｜そろばんの使い方とステップアップの目安

子供がそろばんに慣れていく過程は、年齢や発達段階によって少しずつ異なります。以下では、年齢ごとにおすすめの使い方と指導のポイントを紹介します。

2〜3歳頃

この時期の子供は、数字の意味を完全には理解していないため、まずはそろばん玉に触れることが第一歩です。保護者と一緒に「1、2、3」と声に出して数えながら、玉を1つずつ動かす遊びから始めましょう。触覚・聴覚への刺激として、玉の動く音や手応えも立派な学びになります。

4〜5歳頃

数を10まで数えられるようになってきたら、「いくつあるかな？」「5つ動かしてみよう」などの声かけとともに、数のまとまりや合成・分解を体験させていきます。たとえば：「『3＋2はいくつ？』というような声かけとともに、玉を動かして確認する遊びが有効です。視覚と動作を結びつける経験を重ねることで、数の関係性が自然と身についていきます。

6歳以降

この時期には、簡単な足し算・引き算の式をそろばんで操作しながら解いていく練習に進みます。たとえば「3 + 4」を行うときは、まず右に3つ動かし、そのあと4つ動かします。動かした玉の数を数えることで、計算結果を視覚的に理解できます。目で見て数の変化を確認することで、計算の仕組みを体感的に理解できるようになります。

そろばんと組み合わせて活用できる知育玩具

そろばんに加えて、数字ブロックや型はめパズルなども数の理解に役立ちます。数字を見て形や順序を認識する力や、図形認識、空間把握といった関連分野もあわせて育てることができます。

また、ブロックやパズルは指先を使って操作する点でそろばんと共通しており、複合的な感覚刺激が得られます。目的に応じて取り入れると、数や量への理解がより深まります。

まとめ｜数に親しむ経験を、年齢に応じたそろばんで広げよう

そろばんは、数の基本概念を視覚と触覚を通じて学べる知育玩具です。100玉そろばんは操作がシンプルで、幼児期から学習の土台づくりに活用されています。

重要なのは、子供の年齢や発達に合ったそろばんを選び、日常の遊びの中に自然に取り入れることです。親子で数を数えたり、声をかけながら操作したりすることによって、楽しく学べる時間が生まれます。

数の感覚はすぐには身につかなくても、毎日の中で「数に触れる機会」を積み重ねることが、将来の算数力につながっていきます。

#知育 #知育玩具 #そろばん #知育レッスン #知育ママ #1歳 #3歳 #5歳 #6歳

▼参考文献
やるき、いきいき、いしど式 .“知育おもちゃで遊ぼう！「100玉そろばん」の効果的な使い方”.https://www.ishido-soroban.com/matome/2999/,（参照 2025-06-24）
樵雲学園.そろばん教室のメリットとデメリット　算数への効果ってある？”.https://shoun.e-nippon.co.jp/blog/abacus-meritdemerit,（参照 2025-06-24）

よかったらシェアしてね！

URLをコピーしました！

URLをコピーしました！