STマークがついているおもちゃ6選!子供のおもちゃに迷っている方必見

    STマークがついているおもちゃ

    「おもちゃの側面についているSTマークとはなんでしょうか?」
    「CEマークとSTマークの違いは何ですか?」

    子供におもちゃを選んでいる際にSTマークを見つけたけれど、どういう意味のマークなのでしょうか?
    この記事では、子供用おもちゃについているSTマークとは何か、CEマークとはどう違うのかについて解説していきます。最後にSTマークがついているおもちゃを紹介しているので、子供用のおもちゃをどれにしようか悩んでいるかた必見です。

    ※2024年10月15日時点の情報です。

    目次

    STマークがついているおもちゃとは?

    STマークがついているおもちゃとSTマークがついていないおもちゃはどう違うのでしょうか。

    STマークとは、1971年に一般社団法人日本玩具協会によって発足されました。日本で販売されるおもちゃの安全性を高めるため、玩具安全基準(ST基準)が策定され、玩具安全(Safety Toy)マークの制度ができました。STマークは、13歳までの子供が遊ぶおもちゃが審査対象です。

    これにより
    STマークがついているおもちゃ=安全面について注意深くつくられたおもちゃ
    の証となりました。

    STマークは、STマークの使用許諾契約を結んだ後に、検査申請をして合格した商品だけが表示できます。
    STマークに合格するためには、申請の際に3つの審査に通過する必要があります。

    • 機械的及び物理的特性の検査
    • 可燃性の検査
    • 化学的特性の検査

    機械的及び物理的特性の検査

    「機械的及び物理的特性の検査」では、おもちゃの形状や強度の審査をします。例えば、3歳未満の子供が誤飲する恐れがないかを確認するために、小さな部品がないかを調べます。調べ方は、直径31.7㎜の円柱を斜めに切った形の円筒に入っていかないか、球形・卵形・楕円形の物体で、誤飲しない大きさ(直径が44.5㎜以上か)といった確認をします。

    可燃性の検査

    燃えやすい材料が使われていないかを調べる検査です。子供に危険が及ばないかどうかを基準に、子供が身に着けるお面、着せ替えドレス、おもちゃのテントや家、子供が抱っこするぬいぐるみなどが燃えやすくないかを調べます。

    化学的特性の検査

    厚生労働省が定めている食品衛生法などを基準に、おもちゃに有害な物質が使われていないかどうかを調べます。例えば、頭痛や貧血、子供の神経の損傷や環境破壊の影響が懸念される「鉛」などの重金属検査や、内分泌かく乱性や発がん性などが懸念される「フタル酸」が含まれていないかといった検査などが行われます。

    これらの検査に合格した場合、契約日よりSTマークを2年間表示可能となります。2年後以降に引き続きSTマークを表示させたい場合は、再度検査を受け合格した場合に表示できます。2年間の有効期限内に契約が切れた場合は、STマークの表示ができなくなるので契約の更新も必須となります。

    おもちゃについているSTマークとCEマークの違いは?

    おもちゃの安全性について調べると、STマークのほかにCEマークというものもでてきて、どういう違いなのか気になるかたもいるのではないでしょうか。

    STマークとCEマークの違いを簡単にいうと

    • STマークは日本の玩具安全基準
    • CEマークはヨーロッパのおもちゃ以外の電化製品などあらゆる製品の安全基準

    という違いです。

    ヨーロッパは木製おもちゃ発祥の地で、おもちゃの販売にも厳しい安全基準が設けられており、先進国の多くではCEマークが採用されています。ヨーロッパではCEマークがないと商品の販売ができないため、日本国内でもSTマークを取らず、CEマークをとって、海外への販売を展開している商品もあります。

    STマークがついているおもちゃ!おすすめ6選

    STマークがついているおすすめのおもちゃを対象年齢別に6つ紹介します。指先の発達のサポートや集中力が育める知育玩具、かわいいアイスクリームのおもちゃなどを紹介しているので、子供が喜びそうなものを選んでみてください。

    【10ヵ月~】まわしてクルクルサウンド

    「まわしてクルクルサウンド」は、視覚からでも聴覚からでも楽しめる知育玩具です。子供が見ていても楽しいように、ローラーをくるくる回すとサウンドに合わせてぴかぴか光ります。指先の動きが発達してきたら子供が自分でローラーを動かしたくなる知育玩具です。

    【1歳6か月〜】かいて育脳! らくがき教室ジュニア

    「かいて育脳! らくがき教室ジュニア」は、手を汚さずに書いたり消したりして遊べるマグネットお絵描きボードです。文字を書く練習ができるのはもちろんですが、まだ文字が書けない子は付属のマグネットスタンプを押して模様を作って楽しめます。遊びながら、指先の発達や想像力、集中力が育めるおもちゃです。

    【2歳以上】光とボイス! タッチではじめて知育

    「光とボイス! タッチではじめて知育」は勉強モードとチャレンジモードがそれぞれ3つずつ入っています。勉強モードはタッチすると光って、ボタンの色や数字、音階が流れたりします。勉強モードで学んだことがチャレンジモードでクイズ形式に出題されるので、インプットとアウトプットができる知育おもちゃです。また、「もりのくまさん」や「ハイホー」のメロディーが流れるので飽きずに楽しめる知育玩具です。

    【3歳以上】すみっコぐらし ぐるぐる回転! ポンポンシュートゲーム

    「すみっコぐらし ぐるぐる回転! ポンポンシュートゲーム」は、すみっこぐらしのキャラクターが玉になっていて、ゲーム台の中心に投げ入れるシュートゲームです。玉を狙い入れる中央のメリーゴーランドの屋根が、開いたり閉じたりするので集中力が育まれます。最大4人で遊べるので、友達や家族と楽しめるかわいいおもちゃです。

    【4歳以上】アイスクリームタワー+3

    「アイスクリームタワー+3」は、コーンの上にアイスを重ねていく複数人で遊べるバランスゲームです。サイコロを振って出た目の数を積んでいって、アイスが崩れたら負け!カラフルでとってもかわいいアイスクリームなので、積んで遊ぶだけでなく、アイス屋さんごっことしても楽しめます。

    【4歳以上】【ドキドキブロックゲーム】

    「ドキドキブロックゲーム」は、ドラえもんを落とさないように、スティックでブロックを崩していく複数人で遊ぶおもちゃです。まずはブロックを積み立てていって、順番にスティックでドラえもんを落としていきます。慣れてきたら、落としたブロックをジェンガのようにタワーの上に積み上げて遊ぶのも難しさが上がって楽しめます。指先の発達や集中力が育めるおもちゃです。

    STマークがついているおもちゃでも遊び方に気を付けましょう

    STマークがついているおもちゃでも、誤飲が起こらないように気を付けて遊びましょう。

    • 対象年齢を守って遊びましょう
    • 誤飲の恐れがないように気を付けましょう

    対象年齢を守って遊びましょう

    STマークを取得する際には、おもちゃの対象年齢の表記が必要になります。パッケージの対象年齢は、そのおもちゃで適切に遊ぶことができる年齢を意味しているだけでなく、その年齢の子供に必要な安全対策が施されていることを示しています。おもちゃによる事故を防ぐために対象年齢を守りましょう。

    誤飲の恐れがないように気を付けましょう

    STマークがついているおもちゃは誤飲の恐れがないように検査済みですが、改めてチェックしましょう。

    ご家庭でのチェックポイント

    • 使用前におもちゃが壊れていないか確認する
    • 3歳未満の子はなんでも口に入れてしまう習慣があるため、目を離さない
    • トイレットペーパーの芯を通るサイズ(直径約38㎜以下)は、窒息や誤飲の可能性があるため控る

    #知育 #幼児玩具 #幼児教育 #STマーク #STマークがついているおもちゃ #知育レッスン #知育ママ #0歳 #1歳 #2歳 #3歳 #4歳

    参考文献
    “一般社団法人日本玩具協会”,“STマークについて”,https://www.toys.or.jp/jigyou_st_top.html/, (2024年10月15日)

    よかったらシェアしてね!
    • URLをコピーしました!
    • URLをコピーしました!
    目次