「2歳の子供におすすめのしかけ絵本はどれですか?」
「しかけ絵本は知育効果がある?」
絵が飛び出したり音が鳴ったりと、子供が喜ぶ楽しいしかけが施されている「しかけ絵本」。手や指先の運動を促し、五感を刺激するため、知育効果が期待できます。
この記事では、2歳児におすすめのしかけ絵本と選び方のポイント、しかけ絵本の知育効果を紹介します。2歳は運動能力や言語能力が向上し、できることがグンと増える時期です。自分でめくってさまざまな変化を楽しめるしかけ絵本を取り入れて、好奇心や想像力を育みましょう。
※2025年8月28日時点の情報です。
2歳児における発達の特徴
2歳は言語能力や運動能力が大きく発達し、自立心が芽生え始める時期です。子供に適したしかけ絵本を選ぶためにも、2歳児に見られる発達の特徴を知っておきましょう。
言葉の発達
2歳ごろになると語彙が増え、二語文を話せるようになります。大人が話していることを理解し、短いフレーズで会話ができるようになるでしょう。
自我や自立心が芽生え、自分の気持ちを言葉で伝えようとする様子も見られます。簡単な問いかけに言葉で答えたり、色や大きさの識別ができるようになります。
運動能力の発達
2歳児は運動面でも大きく成長し、走る・跳ぶ・階段を上り下りするなど、ダイナミックな動きができるようになります。
また、手先や指先のコントロール能力が発達することも特徴です。つみきを高く積み上げ曲線が描けるようになったり遊びの幅が広がるでしょう。「物をつまむ」「手首をひねる」などの細かい動きも上手になります。
社会性の発達
家族や友達など、周囲の人々への関心が高まり、積極的に関わろうとする傾向があります。他の子供との遊びを通して「順番を守る」「おもちゃを譲る」など、社会性や協調性を身につけていくでしょう。
ただし、相手の立場になって考えることはまだ難しく、自己主張が強い子はけんかになる場合もあります。うまくいかないと、泣いたりかんしゃくを起こしたりすることもあるでしょう。「自分でやりたい!」という気持ちを尊重し、適切にサポートしてあげることが大切です。
2歳に合ったしかけ絵本の選び方
しかけ絵本には、以下のようにさまざまな種類があります。
- フラップをめくる絵本
- つまみを引く絵本(スライド式)
- 音が出る絵本
- 感触を楽しむ絵本
- 光る絵本
- 飛び出す絵本(ポップアップ式)
- 円盤を回す絵本
- 穴あき絵本
2歳は手指の動きが大きく発達し、自分で仕掛けを操作できるようになる時期です。「めくると変化が起こる」「引っ張ると絵が動く」といった仕掛けは、子供の主体性を引き出し、好奇心や集中力を育てるのに適しています。
また、料理・トイレ・動物など日常生活をテーマにした絵本は理解しやすく、言葉や生活習慣の学びにつながります。やや長めの文章も理解できるようになってくるため、簡単なストーリー性を持つ絵本もおすすめです。
0〜1歳向け
まだストーリーの理解は難しいため、色のコントラストがはっきりした絵本や、布絵本など感覚的に楽しめるものが適しています。
2〜3歳向け
めくる・引っ張るといった仕掛けに夢中になる時期です。生活の中で身近なテーマを扱った絵本は理解が深まり、言葉や観察力の発達をサポートします。
4〜6歳向け
手先がさらに器用になり、複雑な仕掛けやストーリー性のある作品を楽しめるようになります。仕掛けと物語が連動した絵本は、想像力を広げるきっかけになります。
【2歳向け】おすすめのしかけ絵本5選
ここからは、2歳児におすすめのしかけ絵本を紹介します。絵が飛び出したりメロディが流れたりと、五感や好奇心を刺激するさまざまな絵本を集めました。子供の興味関心に合わせて、最適な一冊を見つけましょう。
対象年齢:0歳~
ページ数:32ページ
「どうぶついろいろかくれんぼ(これなあに?かたぬきえほん)」は、100万部を超えるロングセラーのしかけ絵本です。さまざまな形のかたぬきページをめくると動物たちが次々と現れ、子供の想像力を刺激します。
シンプルな作りで2歳児でも扱いやすく、自分でめくって楽しめます。また、文字が少なく手軽に読めるため、親子のコミュニケーションツールとしても最適です。「これは何かな?」と子供に問いかけながら読んであげてください。
鮮やかなカラーで美しいイラストは子供の目にとまりやすく、視覚の発達を促す効果も期待できます。動物に興味を持ち始めた子供におすすめの一冊です。
「とびだす!うごく! どうぶつ」は、ページをめくるごとにイラストが飛び出すしかけ絵本です。キリンの首が伸びたり、カバの口が開いたりと、子供に人気の動物がダイナミックに動きます。「めくる」「ひっぱる」といったさまざまな動作を通じて、手指の発達を促します。
また、原色を基調としたはっきりとした色づかいも、子供の興味を引くポイントです。手のひらに収まるコンパクトサイズで軽いため、お出かけのときにも重宝するでしょう。
サイズ:21.5 x 17.8 x 2.8 cm
ページ数:25ページ
「おててでたたこう! たのしい たいこ」は、手でたたいて楽しめる、バチなしタイプのたいこ絵本です。映画の曲や童謡、英語の曲、クラシックなど、全15曲が収録されています。2種類のたいこをたたくと、楽器音や動物の鳴き声、拍手など45種類の効果音が収録されており、演奏を盛り上げます。
絵本には歌詞とたたき方の見本が載っているため、ガイドを見ながら無理なくたいこを叩けるでしょう。両脇の小さなたいこは叩くとピカピカ光り、子供が夢中になって楽しめます。
対象年齢:2歳~
サイズ:18.9 x 0.7 x 17.4 cm
ページ数:32ページ
「ぜったいに おしちゃダメ?」は、累計100万部を突破した大人気の参加型絵本です。ついおしたくなるボタンと謎の生き物ラリーが子供の想像力をかき立てます。絵本のルールは「このボタンをおしちゃダメ」。ラリーの誘惑に負けてボタンを押すと、おもしろいことが次々と起こります。
絵本を振ったりこすったりと、子供が喜ぶ工夫が満載で、親子で楽しくコミュニケーションをとりながら読み聞かせができます。
「ふわふわわんちゃん」は、かわいいわんちゃんのパペットが付いたしかけ絵本です。裏側からパペットに手を入れて動かせるようになっています。
わんちゃんがいろいろな動きで遊ぶ様子が楽しく、子供が思わず笑顔になるでしょう。パペットはふわふわの素材で、さわって楽しめる点も魅力です。
わんちゃんとお話ししたり自分で動かしたりと幅広い遊び方ができ、子供の想像力や感受性などの向上が期待できます。
しかけ絵本が与える知育効果
しかけ絵本は子供を楽しませるだけではなく、高い知育効果も期待できる教材です。具体的には、以下のようなメリットがあります。
五感を刺激して知的な発達を促す
しかけ絵本にはさまざまな工夫が施されており、視覚と聴覚だけではなく、触覚や嗅覚などにも働きかけるものがあります。多くの感覚が刺激されることで、脳が活性化し、知的な発達が促されるでしょう。
手指の力が発達する
さわる・ひっぱる・めくるなどの動作を繰り返すことで、手指の運動能力が向上し、手先がより器用になります。指先を使った細かい動きは、脳を活性化させ、思考力や記憶力、集中力を高めるのに効果的です。
想像力や感受性を育む
しかけ絵本は、めくるたびに新たな発見があるのが魅力です。驚きや楽しみ、感動を与えてくれるため、想像力や感受性の向上にも役立ちます。
物を大切にする心が育つ
絵が立体的に飛び出すものやつまみをひっぱるものなど、しかけ絵本の多くは繊細な構造をしています。そのため、しかけ絵本を扱う経験を通して、物を大切にする心が育まれるでしょう。
2歳児では力のコントロールがまだ難しく、うっかり絵本を破ったり壊したりしてしまうかもしれません。しかし、失敗を繰り返すことで「次は気をつけよう」という気持ちが芽生え、物の扱い方が上手になっていきます。
まとめ|2歳の発達に合わせたしかけ絵本で楽しい学びを
しかけ絵本は、子供が絵本を読むきっかけづくりになる他、脳を刺激して知的な発達を促す効果も期待できます。
言葉への理解が深まる2歳児には、簡単なストーリー性のある絵本がおすすめです。また、指先の使い方がうまくなるため、ひっぱる・めくるといった動作が必要なしかけ絵本も楽しめるようになります。子供の発達段階や興味関心に合わせたしかけ絵本を選び、成長をサポートしてあげましょう。
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▼参考文献
茨城県牛久市.“子どもの発達・発育 目安表(0~1歳)”.https://www.city.ushiku.lg.jp/data/doc/1649376500_doc_257_0.pdf,(参照 2025-08-28)
厚生労働省.“記⼊のめやすと⼀覧表(全種類共通版)”.https://www.mhlw.go.jp/content/000348513.pdf,(参照 2025-08-28)
LITALICO ジュニア“2歳児の発達の目安は?言葉の遅れが気になるときや発達を促すためにできることも紹介します”.https://junior.litalico.jp/column/article/033/,(参照 2025-08-28)