「賢い子の家に共通する特徴は?」
「賢い子供に育つ親の特徴はあるのでしょうか?」
「頭がいい子」と聞いて、どのような子をイメージしますか。
「勉強しなくても成績がいい」「テストで高得点をとる」などをあげる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし自分の子供に「頭がいい子になってほしい」と願うのは、単純に勉強ができるというだけでなく、大人になったときに社会で活躍してほしいという思いがあるはずです。そのためには自分で考える力や判断する力、決断する力といった「地頭の良さ」を伸ばしていくことが大切です。
この記事では頭の良さに対する遺伝子の影響や、家庭環境の大切さ、頭がいい子を育てるのに役立つアイテムを紹介します。
※2024年11月22日時点の情報です。
地頭の良さは遺伝するものなの?
子供の地頭の良さは、どのくらい親の遺伝子が影響すると思いますか。「読み書きや計算能力は生まれ持った遺伝子が影響している」という研究の報告があるなど、遺伝的な影響は一般的に約5割とされています。
しかし残りの5割は育った環境や本人の努力など、後天的な要素によるものです。同じ遺伝子を持って生まれても、その後の環境によっては持って生まれた力を発揮できないこともあれば、反対に子供が持てる力をめいっぱい出し切ることにつながるでしょう。
遺伝だからと子供の能力を最初から決めつけず、環境次第でいくらでも成長できます。大切なのは子供自身が「努力をすれば成長できる」と実感することです。
頭がいい子の家の共通点は何?4つの共通点
頭がいい子に育てるための環境とは具体的にはどのようなものでしょうか。ここからは地頭がいい子の家庭環境の共通点を見ていきましょう。
夫婦や親子間の仲が良い
頭がいい子の家庭では、夫婦間や親子間の仲が良く、安心できる雰囲気づくりを大切にしています。親子の関係が良好だと、子供が友だちとけんかしたり、思い通りにいかないことがあったりしても家族へ気軽に相談できるでしょう。親に相談できる環境だと「自分は家族の一員である」「家族に受け入れられている」と安心し、前向きな気持ちが生まれることで、物事に集中して取り組めるようになるのです。
読書の習慣がある
また本をたくさん読むと読解力や伝える力が身につき、想像力が豊かになるというメリットもあるでしょう。読書の習慣を身につけやすくする方法として、リビングなどの共有スペースに本棚を置くなど、いろいろなジャンルの本を自由に手に取れる環境にすると良いでしょう。
知的好奇心を刺激するような環境が整っている
子供が「なんでだろう」「どんなところなのかな」と興味を持ったときに、その好奇心をさらに深められる環境があることも大切です。たとえば、地球儀や地図帳を目につく場所に置けば、テレビで見た場所をすぐに調べられます。
旅行ガイドブックも幅広い情報が載っているので、さらに関心を広げられるアイテムです。図鑑や辞書を置いたり、一定のルールを決めたうえで、スマホやパソコンを活用できるようにしたりなど、少しの工夫で子供が疑問を持ったらすぐに調べられるような環境づくりができます。
何でも挑戦できる子育てを実践している
子供は自分の好きなことほど夢中になって取り組めるものです。その中で問題が起きたら、解決するために頭をフルに使って考えます。「子供に失敗してほしくない」と先回りしたくなるかもしれませんが、失敗から学ぶことも多いです。
頭がいい子の家庭では、子供が興味を持ったことは何でもチャレンジさせています。そして失敗したときには、どうして失敗したのかを考え、子供が自分で解決できるようにサポートします。チャレンジと失敗、問題解決を繰り返すことが地頭を鍛えることにつながるのです。
頭がいい子に育つためのサポートアイテム6選
頭がいい子に育てるには、子供の意欲や好奇心を高めてくれるアイテムを取り入れることが有効です。ここからはおすすめのアイテムを6つ紹介しましょう。
おすすめの地球儀・地図
地球儀や地図は、テレビなどで知った国や地域を調べるためにうってつけのアイテムです。目的の国や地域が見つかれば「自分で見つけられた」と達成感を得られ、「気になったこと、分からないことは自分で調べてみる」という姿勢も養われるでしょう。ここでは子供が使いやすいアイテムを2つ紹介します。
対象年齢:6歳~
サイズ:20 x 20 x 25 cm; 880 g
「知らない国がすぐに見つかる くもんの地球儀」は、誰かに場所を教えてもらったり、ヒントをもらったりしないと国を探し出すことが難しいそんなことがないように、50音順の索引ブックや色分けされた地図から、自分で見つけやすくなっています。また索引には国旗やクイズなど、さらなる興味につながるアイディアがたくさん詰まっています。解説書には世界のいろいろなランキングや国探しゲームの方法も紹介されているので、地球儀を通して親子で楽しく力を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
対象年齢:6歳~
サイズ:21.8 x 1.1 x 26.4 cm
ページ数:56ページ
「1日10分でちずをおぼえる絵本」は、都道府県の形が覚えにくい子のために、が生きものなどの形にあてはめられていて特徴をとらえて覚えやすく、声に出して読むことで楽しく都道府県名や形、場所を覚えられます。県の名産品や有名スポットもイラストで紹介されているので、楽しみながら記憶にインプットできます。
おすすめの図鑑
図鑑はたくさんの写真やイラストが次々と登場し、知的好奇心をくすぐるものです。対象年齢やテーマごとに多くの図鑑が販売されていますが、ここでは0歳~6歳を対象とした図鑑を2冊紹介します。
対象年齢:0歳~
サイズ:18.6 x 1.6 x 20.7 cm
ページ数:40ページ
「はじめてずかん これ、な~に?650」は、0〜5歳向けの、ものの名前を覚えるための図鑑です。「どうぶつ」「くだもの」などジャンルごとに写真と単語が載っており、「あいさつ」や「いろ・かず・かたち」などの覚えておきたい言葉も含めた650種類が収録されています。それぞれの名前には英語もいっしょに紹介されているので、言葉を覚え始める乳幼児から英語を学習する年齢まで長く楽しめます。
対象年齢:0歳~
サイズ:25 x 5.7 x 22.8 cm
ページ数:68ページ
「タッチペンで音が聞ける!はじめてずかん1000 英語つき」は、0歳から小学校入学前の子供に向けた、言葉を楽しく学べる図鑑です。「とり」「きょうりゅう」「うちゅう」「スポーツ」など、幅広いジャンルから1000の言葉が掲載されています。タッチペンがついていて、図鑑をタッチすると日本語や英語が聞けるので耳から言葉を覚えられますよ。ゲームやクイズなど、子供が夢中になれる仕掛けも満載で、親子で遊びながら学ぶのにおすすめの一冊です。
おすすめの楽器
幼児期の感覚は大人よりも敏感です。そんなとき気軽に楽器に親しめる環境があれば、楽しみながらリズム感や音程を身につけられます。手先や身体全体を使って演奏することで体の発育にいい影響を与えるというメリットもあります。ここでは素材にもこだわった楽器2つを紹介します。
対象年齢:1歳7ヵ月~
サイズ:19.05 x 17.15 x 9.53 cm; 500 g
「ソリッドドラム」は木のおもちゃブランド、「プラントイ」の木製ドラムです。手首や腕の筋力を鍛えるだけでなく、叩く場所によって音が変わるので空間認知力や聴覚の発達にもつながります。なお、製造しているタイのプランクリエーションズ社は、製品の安全性やオリジナリティに対する評価が高く、世界各国で15を超える受賞歴があります。作られる工程で防腐剤や毒性のある塗料が全く使われていないので、安心して子供を遊ばせられるのもうれしいポイントです。
「グランドピアノ ナチュラル」は、小さい子供でも音が出しやすいように考えられた鍵盤の構造でつくられた、32鍵のグランドピアノです。子供が正確な音程を体で覚えられるよう音程精度を追求し、半永久的に狂うことはありません。見た目はグランドピアノらしい美しい曲線のデザインですが、強度をアップした鍵盤を採用するなど、つい子供がいたずらしてしまっても壊れにくいよう工夫されています。素材や塗料には安全なものを使用した日本製品です。
親が家庭でできることとは?知的好奇心を育てよう
頭がいい子に育ってもらうには、家庭での環境づくりが大切です。本やパソコンを置く場所を変えたり、子供の興味や知的好奇心を育てるアイテムを家の中に取り入れたりすることから始めてはいかがでしょうか。それらを活用しつつ、学びにつながるような声かけやサポートをすることも、親にできることのひとつです。
また、大人が楽しく学んでいれば、子供は自然に真似するようになります。子供に「こうしなさい」と命令するのではなく、「こうあってほしい」と思う姿をまずは親が実践してください。親が自ら進んで学んだり、新しいことにチャレンジしたりする姿を見せることで、子供も自然とポジティブな影響を受け、主体的に成長する力を身につけていくでしょう。
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