ずりばいはいつから?始まる前兆と練習に役立つおすすめグッズ5選

    ずりばい いつから

    「赤ちゃんのずりばいっていつから始まるの?」
    「前兆ってあるの?」

    と気になるかたも多いのではないでしょうか。
    ずりばいは、赤ちゃんの移動手段のひとつであり、発達の過程において大切なステップです。始まる時期には個人差があるため、周りの子と比べてしまい不安に感じるかたもいますよね。

    この記事では、ずりばいの開始時期やサイン、練習方法、家庭で使えるサポートアイテムについて詳しく解説します。赤ちゃんの成長を見守るためのヒントとして、ぜひ参考にしてください。

    ※2025年7月24日時点の情報です。

    目次

    ずりばいとは?いつから始まる?

    ずりばいとは、赤ちゃんがうつぶせの姿勢で腕や足の力を使いながら前進する動きのことです。いわば、ほふく前進に似た動作で、床を押す力や腹ばい姿勢の安定感が必要になります。

    開始時期には個人差がありますが、一般的に生後6〜8か月頃に見られることが多いです。ただし、月齢通りに始まらなくても心配する必要はありません。成長には幅があり、早く始まる子もいれば、ゆっくり進む子もいます。

    ずりばいは、ハイハイやつかまり立ちへとつながる発達段階の一部です。そのため、開始の遅れよりも、赤ちゃんの様子や動きへの興味を見守ることが大切です。

    ずりばいの発達ステップと流れ

    赤ちゃんの移動手段は、段階的に発達していきます。以下は、ずりばいに至るまでの主なステップです。

    STEP1:寝返り

    首がすわり、うつぶせの姿勢に慣れてくると、体をひねって寝返りをするようになります。腰や足の動きが活発になってくるサインでもあります。

    STEP2:ずりばい

    うつぶせで腹部をつけたまま、腕や足を使って前後に動くようになります。移動の意欲が先行し、筋力が十分でなくても動こうとする赤ちゃんもいます。

    STEP3:お座り

    お座りは移動ではありませんが、姿勢の安定感を身につける重要な段階です。体幹が強くなり、次の動きへの準備が整います。

    STEP4:ハイハイ

    四つん這いでバランスをとりながら、手足を交互に動かして移動するようになります。重心移動や手足の連動が求められるため、筋力とバランス感覚が発達している証です。

    STEP5:つかまり立ち・歩行

    家具などにつかまって立ち上がり、やがて伝い歩きから一人歩きへと移行します。下半身の筋力や、足裏の感覚が育つことで歩行へとつながります。

    ずりばいの前兆とは?

    ずりばいの前には、いくつかの共通した動きが見られることがあります。以下のようなサインがあれば、ずりばい開始が近づいているかもしれません。

    うつぶせで手足をバタバタさせる

    床を蹴ったり、手をばたつかせたりする様子は、全身を使って移動しようとする前触れです。

    飛行機のポーズをする

    うつぶせのまま手足を浮かせ、背筋と腹筋を使って身体を持ち上げる姿勢です。バランスをとる感覚や筋力が育ってきた証です。

    お座りが安定してきた

    お座りができる=ずりばい後の段階と思われがちですが、順序が前後することもあります。お座りができる頃にずりばいが始まる赤ちゃんもいます。

    ずりばいを促すおすすめおもちゃ5選

    赤ちゃんが自然にずりばいしたくなるようなおもちゃを使うことで、楽しみながら練習をサポートできます。ここからは、ずりばい期に活躍するアイテムを紹介します。

    「アヒル親子3羽セット」は、アヒル親子が動きながら音楽とライトを出す、ずりばい期にぴったりのおもちゃです。前進だけでなく、棒を支えに回転する動きや、アヒル同士のユニークな動作が赤ちゃんの興味を引きます。追いかけたくなる動きが、自然とずりばいを誘発し、繰り返し遊ぶことで運動量が増えるのもポイントです。また、厚生労働省の食品衛生法試験をクリアしており、万が一赤ちゃんがなめても使える安全設計。好奇心と安心感を両立した知育玩具です。

    「アンパンマン メロディおさんぽアンパンマン」は、アンパンマンのキャラクターが音楽とともに走行し、赤ちゃんのずりばい意欲を高めます。「ミステリー走行モード」では障害物に当たると方向転換するため、追いかける動作がスムーズに継続します。さらに「手動モード」に切り替えれば、付属のひもを使って引っぱり遊びも可能。赤ちゃんの発達段階に応じて長く使える工夫がされています。キャラクターと楽しい音が融合し、好奇心を引き出すおもちゃです。

    柔らかい布素材で作られた「わっかボール」は、握りやすさと安全性に優れたファーストトイです。ボール全体に複数のわっかが付いているため、小さな手でも持ちやすく、動かすたびに中の鈴が優しい音を鳴らします。音と動きの相互刺激で赤ちゃんの注意を引きつけ、ずりばいを誘導しやすくなります。軽くて投げやすく、布製なので万が一あかちゃんに当たっても安全。さらに洗濯も可能なため、衛生面が気になるかたも使いやすい点が魅力です。

    「ディズニー はじめて英語 ミッキーマウス いっしょにおいでよ!」は、前後左右に動きながら声をかけたり、音楽が流れたりすることで、赤ちゃんの注目を集めます。特に特徴的なのは、振動センサーの搭載。赤ちゃんが触れたり叩いたりすると反応して動作が変化するため、自発的な動作を引き出しやすくなります。ずりばいを自然に促すだけでなく、反応遊びとしても活用できるため、長期的に楽しめるアイテムです。視覚・聴覚・運動の刺激がバランスよく備わっています。

    光と音で赤ちゃんの五感を刺激し、ずりばいを促すSKIP HOPの「ビー・スパイラルトイ」。ミツバチ型のかわいらしいデザインで、動きは「サークルモード」と「ランダムモード」の2種類を搭載しています。ずりばい初心者の赤ちゃんには一定の範囲内を動くサークルモードが向いており、慣れてきたらより自由に動くランダムモードによって赤ちゃんの追う範囲を広げられます。障害物回避センサーも内蔵しているため、安全に遊びを続けられるのも大きな魅力です。

    ずりばいを引き出す関わり方

    ずりばいは自然に始まることが多いですが、少し工夫することでスムーズな練習につなげることも可能です。

    うつぶせの姿勢に慣れさせる
    親のお腹の上でうつぶせになることで、安心して姿勢を保ちやすくなります。

    興味を引く声かけやおもちゃを活用する
    赤ちゃんの目線より少し上から声をかけたり、音の出るおもちゃを使ったりすることで、手足を動かす意欲が高まります。

    足裏を支えてあげる
    進みたくても足が滑ってしまう場合は、軽く足裏を押さえることで蹴りやすくなります。

    回転してしまう子は逆側に誘導する
    一方向に回ってしまうときは、逆側から声をかけたりおもちゃを見せたりすることで、前方への動きにつながります。

    まとめ|ずりばい開始の目安と家庭でできるサポート

    ずりばいは、生後6〜8か月頃を目安に始まるとされていますが、赤ちゃんによってペースはさまざまです。前兆があってもすぐに動き出すとは限らず、順序や時期にばらつきがあるのは自然なことです。

    大切なのは、赤ちゃん自身のペースに合わせて無理なく見守ること。家庭でできる小さな工夫やおもちゃを使った関わりが、自然な動きにつながるきっかけになるでしょう。

    #知育 #ずりばい #いつから #6か月 #7か月 #8か月 #子育て #幼児教育 #知育ママ

    ▼参考文献
    筑紫野市.“子育てワンポイント 発達に合わせた遊び方『0 歳児』”.https://www.city.chikushino.fukuoka.jp/uploaded/attachment/11688.pdf,(参照 2025-07-24)
    LITALICO 発達ナビ.“ずりばいとは?何か月ごろから始まる?ずりばいの練習法、ハイハイとの違い、ハイハイしない理由や発達障害との関係なども解説【小児科医監修】”.https://h-navi.jp/column/article/35026140,(参照 2025-07-24)

    よかったらシェアしてね!
    • URLをコピーしました!
    • URLをコピーしました!
    目次