「ベビージムとベッドメリーの違いは何でしょうか？」
「べビージムとベッドメリーが兼用になっているものはあるのでしょうか？」
子供用のおもちゃにはさまざまなものがありますが、何が必要なのか悩んでいるかたもいるのではないでしょうか。
赤ちゃんの成長に欠かせないベビージムやベッドメリー、これらが一体化した兼用モデルが増えています。ベビージムとベッドメリーの機能を兼ね備えた商品は、赤ちゃんの発達をサポートし、育児の負担を軽減するメリットがあります。
この記事では、ベビージムとベッドメリーの違いや、赤ちゃんへどんな影響を与えるのかをまとめています。また、実際にどんな商品があるのかを紹介しているので、ベビージムとベッドメリーの購入を検討している方は、是非参考にしてみてください。
※2025年2月20日時点の情報です。
ベビージムとメリーの違いは？どっちがいいの？
子育ての手段のひとつや知育玩具として良く知られているベビージムやベッドメリーは、赤ちゃんをお迎えするときに一度は購入を検討するかたも多いのではないでしょうか。育児に欠かせないイメージがありますが、べビージムとベッドメリーにはどんな違いがあるのでしょうか。
ベビージムとメリーの違い
ベビージムとベッドメリーはどちらも赤ちゃんの遊び道具ですが、どういった違いがあるのでしょうか。。
- ベビージム：赤ちゃんが寝転んだ状態で遊べるおもちゃです。マット付きのものが多く、上部に吊るされたおもちゃを手で触ったり蹴ったりすることで、運動能力の発達を促します。
- ベッドメリー：ベッドに取り付けるものが多く、回転するおもちゃや音楽が流れる機能を持ち、視覚や聴覚を刺激しながら赤ちゃんを落ち着かせる効果が期待できます。
発育サポートには、プレイジムのほうが期待でき、夜の寝かしつけや昼間のぐずり対策にはベッドメリーのほうがあっており、それぞれ役割が異なります。
兼用モデルの特徴
ベビージムとベッドメリーの機能が一体化した兼用モデルは、成長に合わせて使い方を変えられるので、長く使えるのが魅力です。
兼用モデルの特徴は、主に3つあります。
- 新生児期はベッドメリーとして使用し、寝かしつけをサポート。
- 生後3か月以降はベビージムとして活用し、手足を動かす遊びを促進。
- 立っちや歩き始める頃には、つかまり立ちの支えや知育玩具としても活躍。
ベビージムとメリーを兼用するメリット
ベビージムとベッドメリーはそれぞれ役割が違いますが、兼用されたモデルを使うことで大きく分けて3つのメリットがあります。
長く使える
兼用モデルは成長に応じて使い方を変えられるため、新生児から1歳頃まで長く使用できます。単独のベッドメリーやベビージムよりも使い勝手がいいので、長く愛用できます。
ベビージムとベッドメリーはそれぞれ使い道が異なりますが、兼用タイプは切り替えができるため成長段階に応じた最適な遊び方が可能です。新生児の頃はベッドメリーとして赤ちゃんの視覚や聴覚を刺激し、3か月を過ぎた頃には手足を動かして遊ぶベビージムとして活用できます。
さらに、赤ちゃんが成長してつかまり立ちを始めると、兼用モデルによっては知育玩具として利用できるため、遊びながら発達を促すことができます。このように、多機能な兼用モデルは長期間使用できるため、結果的にコストを抑えることができます。
スペースを有効活用
ベビージムとベッドメリーを別々に用意すると、その分置き場所や収納スペースを圧迫します。兼用タイプなら1台で済むため、部屋を広く使えます。特に限られたスペースで育児をしている家庭にとって、コンパクトに収納できる兼用モデルは大きなメリットです。折りたたみ機能がついているものや、コンパクトに設置できるタイプを選ぶと、部屋を広く使えます。
また、赤ちゃんの遊びスペースを整理しやすくなる点も魅力です。おもちゃが増えすぎると部屋が散らかりやすくなりますが、ベビージムとベッドメリーを兼用できることで、必要最小限のアイテムで済みます。こうした工夫により、育児のストレスを軽減しながら快適な環境を作ることができます。
赤ちゃんの発達を多角的にサポート
ベッドメリーの回転や音楽は視覚・聴覚の発達を促し、ベビージムの遊びは運動能力を育てます。1台で多様な刺激を与えられるのが利点です。
赤ちゃんは遊びを通じて多くのことを学びます。ベッドメリーの音楽や回転するおもちゃは視覚と聴覚の刺激となり、成長を促進します。また、ベビージムの機能を活用すると、赤ちゃん自身が手を伸ばしておもちゃに触れることで運動能力を鍛えることができます。
特に、吊るされたおもちゃを触る動作は手指の発達を助け、握力や目と手の協調性を育てる効果があります。さらに、カラフルなデザインのおもちゃや音が出る仕掛けがあると、赤ちゃんの好奇心を刺激し、飽きずに遊び続けられます。
ベビージムとメリー兼用モデルの選び方
ベビージムとベッドメリーは兼用のほうが、長く使えてメリットも多いのがわかりましたが、選び方にコツなどはあるのでしょうか。
興味を引く仕掛けがあるものを選ぶ
赤ちゃんが興味を引くように、音楽やライト機能が搭載されていると、楽しんでくれます。また、就寝用のベッドメリーとして使うことを考えると、音量が調節できたり、自動で音楽が止まるものを選ぶと、手離れが良いでしょう。
安全性を確認
赤ちゃんが触れるものなので、安全性を確認しましょう。特にインターネットで売っているものは、海外製のものも多く品質があまり良くないものもあります。
- 素材に有害な化学物質が使われていないか
- 安定感のある設計か
- 角が丸くなっているか
これらをチェックし、安全に使える商品を選びましょう。
1つの基準として、玩具安全（Safety Toy）マークが表示されているおもちゃや、ヨーロッパで販売される基準に適合しているCEマークが表示されているおもちゃを選ぶとより安心に使えます。
ベビージムとメリーが兼用になっているおすすめの商品3選
ここからは、ベビージムとベッドメリーが兼用になっている商品を紹介します。中には、たまひよ赤ちゃんグッズ大賞を取っている商品もあり、一度は目にしたことがある商品もあるのではないでしょうか。それぞれ特徴が違いますので、好みに合ったものや、自宅のベビーベッドへの取り付けが可能かどうかをチェックして合うものを探しましょう。
対象年齢：0か月～
サイズ：61 x 52 x 70 cm
「くまのプーさん えらべる回転 6WAYジムにへんしんメリー」は、「たまひよ赤ちゃんグッズ大賞」のメリー・ジム部門で12年連続1位を獲得している人気商品です。遊び方は6通りあり、0か月頃は「ベッドメリー」として3種類の回転モードが楽しめます。床置きにすれば「フロアメリー」としても使用でき、夜はベッドに戻してぼんやりライトをつける「ナイトメリー」として活躍します。
さらに、赤ちゃんが手足を動かせるようになる3か月頃には、組み替えて「おねんねジム」としてプーさんを引っ張って遊ぶことができます。お座りができるようになったら「おすわりビジー」として遊べ、つかまり立ちができるようになれば「つかまり立ちジム」としても使用可能です。
また、メリーとして3つの回転モードを楽しめるだけでなく、指の力が発達してきたらボタンを押してメロディーを流すこともできます。
【取り付け可能なベッドサークルの条件】
ベビーベッドの側面がメッシュになっているタイプや、縦の柵ではないもの、横枠が円形のもの、または枠の太さが直径15cm以下の細いものには取り付けできません。
対象年齢：0か月～
「アンパンマン 8WAY ウォーカーまでへんしん! よくばりメリー」は、なんと8通りの使い方ができる多機能メリーです。ベッドメリーやベビージムとしてだけでなく、つかまり立ちのサポートになる「たっちジム」や、押しながら歩くことで歩行をサポートする「ウォーカー」としても使用できます。その名の通り、さまざまな遊び方が楽しめる「よくばりメリー」です。
また、ナイトメリーとして使用する際に便利なライト機能も搭載。暗い中でも赤ちゃんの様子を確認しやすくなっています。さらに、ボタンには50種類ものメロディや効果音、おしゃべりの声が収録されており、アンパンマンやばいきんまんと楽しくおしゃべりできます。
赤ちゃんが落ち着く効果が期待できるホワイトノイズ音も搭載されているため、泣き止まないときに試してみるのもおすすめです。
【取り付け可能なベッドサークルの条件】
ベビーベッドの種類によっては取り付けできない場合があります。また、横枠が柔らかい素材のベッドには取り付けできません。
対象年齢：0か月～
サイズ：44.5 x 58 x 56.5 cm; 2.63 kg
「モンポケ 7ステップメリージム」は、ピカチュウたちと一緒に成長に合わせて長く遊べるメリージムです。
ナイトメリーとして使用する際に便利な、目にやさしいライト機能を搭載。徐々に明るくなったり暗くなったりする設計で、赤ちゃんの目に負担をかけにくい仕様になっています。さらに、メリーには15分で自動停止するタイマーが付いているのも嬉しいポイントです。
また、ベッドメリーやベビージムとしての役割が終わった後も、眠りを誘う癒しのサウンドで赤ちゃんの睡眠をサポートするおもちゃとして活躍します。
【取り付け可能なベッドサークルの条件】
メリー本体と接する部分が平面で、高さと厚さの合計が約70mmのベッドサークルに取り付けてください。断面が丸いベッドサークルには取り付けできません。
まとめ：ベビージムとメリー兼用の多機能商品で長く愛用しましょう！
ベビージムとメリーの兼用モデルは、新生児期から1歳頃まで長く使える便利な育児アイテムです。スペースの節約にもなり、多角的な発達サポートが可能です。選ぶ際には、成長に応じた機能、安全性、収納のしやすさを考慮すると、より満足度の高い商品を見つけられます。
赤ちゃんの健やかな成長をサポートするために、ぜひ自宅に合ったベビージムとメリーの兼用モデルを取り入れてみてください。
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参考文献
株式会社タカラトミー.“タカラトミーベビー 赤ちゃんのおもちゃの紹介ページです”.https://www.takaratomy.co.jp/products/babyonline/lineup/detail.html?jancode=4904810887812,（参照 2025-02-20）
株式会社アガツマ.“アンパンマン 8WAY ウォーカーまでへんしん! よくばりメリー”.https://www.agatsuma.co.jp/product/anpanman/664.php,（参照 2025-02-20）
Toyroyal.“モンポケ 7ステップメリージム”.https://www.toyroyal.co.jp/products/baby/merry/6078.html/,（参照 2025-02-20）