「ベビージムは必要なのでしょうか?」
「ベビージムは何か月まで使えますか?」
ベビージムは、ねんね期やおすわり期の赤ちゃんが楽しく遊びながら学べる知育玩具です。五感を刺激するさまざまな仕掛けがあり、脳や運動能力の発達をサポートします。
しかし、使用できる期間が限られていることから、本当に必要かどうかわからず、購入を迷っているかたもいるのではないでしょうか。
この記事では、ベビージムの種類やメリット・デメリット、おすすめの商品をご紹介します。幅広い遊び方で長く使えるアイテムをピックアップしましたので、ぜひ参考にしてください。
※2025年1月31日時点の情報です。
ベビージムとは?どんな種類があるの?
ベビージムは赤ちゃんの五感を刺激し、成長をサポートする知育玩具として人気を集めています。ベビージムの特徴と主な種類をご紹介します。
ベビージムとは?
ベビージムとは、プレイジムとも呼ばれ、赤ちゃんが寝転びながら遊べるおもちゃです。マット付きの物が多くアーチ状のポールにぬいぐるみや仕掛けなどが付いており、見たり触ったりして楽しめます。
また、握ると音が鳴る、蹴ると音楽が流れるなど、赤ちゃんの興味や好奇心を刺激するさまざまな機能を備えたものも多くあります。赤ちゃんの一時的な遊びスペースとして活用できるほか、発達を促す効果も期待できる知育玩具です。
ベビージムにはどんな種類があるの?
ベビージムには、主に「マット付きタイプ」と「マットなしタイプ」の2種類があります。それぞれの特徴を理解し、子供の成長や使用場所に合うタイプを選びましょう。各タイプのメリットとデメリットをご紹介します。
マット付きタイプ
マット付きタイプは、プレイマットが付いているベビージムです。アーチ部分を取り外せるものが多く、マットは単体でも使用できます。お昼寝のときに利用するのはもちろん、月齢フォトを撮れるようになっているおしゃれなデザインのものもあります。
また、マット付きタイプの多くは布製なのでコンパクトに折りたためて、収納や持ち運びも簡単。やわらかい素材で、赤ちゃんが安全に遊べる点もメリットです。
一方で、マットのサイズが大きめなので、設置する場所が限られるというデメリットがあります。また、アーチ部分の形が崩れやすい点にも注意が必要です。
マットなしタイプ
マットなしタイプのベビージムは、プラスチック製や木製がほとんどで、頑丈に作られている点が特徴です。機能性に優れたアイテムが多く、ウォーカーとして使用できるものや、つかまり立ちのサポートに役立つものなどもあります。
また、マット付きタイプに比べて場所を取らないので、リビングや和室など、さまざまな部屋に移動させて遊べることも魅力です。ただし、フローリングに置いて使用する場合は、ラグやマットを用意する必要があります。
ベビージムはいらないって本当?メリットとデメリットは?
ベビージムには多くのメリットがある一方で、使用できる期間や場所の制約などから「いらない」「使いづらかった」という声も聞かれます。ここでは、ベビージムのメリットとデメリットを見ていきましょう。
あったほうがいい!ベビージムのメリット
ベビージムを取り入れる主なメリットは以下のとおりです。
- 一人遊びができるようになる
- 五感を刺激して成長を促す
- 運動能力の発達に役立つ
一人遊びができるようになる
ベビージムには、赤ちゃんが夢中になるさまざまな工夫が施されており、一人遊びを促します。一人遊びは、自立心や思考力、集中力などの向上に効果的です。自分で手や足を動かしたり、物を掴んだりしながら遊ぶことで、試行錯誤する力も養われます。
また、ベビージムで集中して遊んでくれれば、その間に家事や仕事などをこなせるので、お母さんやお父さんにとっても助かるでしょう。
五感を刺激して成長を促す
さまざまな仕掛けにより、五感を刺激できることもベビージムのメリットです。カラフルな色やミラーなどで視覚を刺激し、押すと音が鳴るおもちゃやピアノのおもちゃなどで聴覚を刺激します。触り心地の異なるさまざまな素材が使われているとため、触覚を発達させるサポートも可能です。
五感に働きかけることで、脳が活性化され、感性や想像力、コミュニケーション能力などを向上させる効果が期待できます。
運動能力の発達に役立つ
ベビージムには、たくさんのおもちゃがアーチ部分に吊り下げられています。寝ながらおもちゃに手を伸ばしたり、足で蹴ったりと全身を使うことで、運動能力の発達につながるでしょう。
運動能力が向上すると、体のバランスが良くなるほか、脳や心にも良い影響を与えてくれます。
ベビージムにデメリットはあるの?
ベビージムには多くのメリットがある一方で、以下のようなデメリットもあります。
- 設置するスペースが必要
- 兄弟で取り合ってしまうことも
- 使用できる期間が短い
- お手入れに手間がかかる
設置するスペースが必要
ベビージムは、赤ちゃんが寝転びながら遊ぶことを想定して作られているためサイズが大きく、スペースを取ります。家庭によっては設置する場所が限られるでしょう。また、リビングなどのスペースに余裕がない場所では、ベビージムを置くと部屋が狭く感じられるかもしれません。
また、プラスチック製や木製のベビージムは、折りたたむことが難しいので、収納場所に困ることがあります。
兄弟で取り合ってしまうことも
兄弟がいると、下の子のベビージムに上の子が興味を持ってしまい取り合いになり、使えないことがあります。
上の子のお気に入りのおもちゃを渡したり、ベビージムを購入するときに新しく上の子にもおもちゃを買ってあげることで、取り合いになることを防げる場合もあります。
使用できる期間が短い
使用できる期間が限られている点もベビージムのデメリットです。とくに、ずりばいやハイハイなどで動き回れるようになると、使いにくくなるものもあります。。
生後6か月くらいまでは夢中になって遊んでいても、成長とともにベビージムへの興味が薄れ、利用頻度が減るケースがあります。
お手入れに手間がかかる
ベビージムは、赤ちゃんが触れる機会が多いので、定期的な掃除やお手入れが欠かせません。汗やよだれ、ミルクなどが付いたら洗ったり拭いたりする必要があるので、お手入れが面倒だと感じることもあるでしょう。
布製のベビージムは丸洗いできるものも多くありますが、素材によっては洗濯機で洗えず、手洗いが必要です。
ベビージムはいつからいつまで使えるの?
ベビージムを使用できる期間は商品によって異なりますが、生後0か月〜2歳ごろまでが目安です。生後すぐに使用できるものが多く、ねんね期・はらばい期・おすわり期といった成長過程に合わせて遊び方を変えられます。
ずりばいやハイハイができるようになると使用頻度が減るケースもありますが、ベビージム以外の機能を兼ね備えた3wayや6wayものであれば、長く愛用できるでしょう。とくに、おもちゃを取り外せるものや、形が変化するものなどは、子供が動き回れるようになってからも楽しく遊べます。
長く使えるのはコレ!おすすめのベビージム5選
ベビージムを長く愛用するためには、子供の成長に合わせて形を変えられる多機能なものを選ぶのがおすすめです。ここでは、長く使えるおすすめのベビージムを5つ厳選してご紹介します。
対象年齢:0か月~
サイズ:61 x 52 x 70 cm
「くまのプーさん えらべる回転 6WAYジムにへんしんメリー」は、全部で6通りの遊び方ができるベビージムです。ベッドメリーやフロアメリー、おねんねジム、つかまり立ちジムなど、子供の成長に合わせて簡単に組み換えられます。
20種類のメロディと17種類の効果音が収録されており、回転モードを使えば音楽と一緒に可愛いキャラクターが回転します。ぬいぐるみは取り外してハンドトイとして遊ぶこともできるので、ベビージムを使わなくなってからも長く愛用できますよ。
対象年齢:0か月~
サイズ:76 x 76 x 46 cm; 1.06 kg
「フィッシャープライス 感覚を育てよう! ラッコのわくわくミュージカルジム」は、赤ちゃんの五感をはぐくむ20種類の仕掛けが詰まった、マット付きタイプのベビージムです。アーチ部分には、ミラーやラトル、歯固め、メロディが流れるおもちゃなどが付いています。おもちゃの場所を変えられるので、手指の運動や寝返り、ずりばいなど、さまざまな動きのサポートが可能です。
対象年齢:0か月~
サイズ:700mm(幅)、590mm(高)、80mm(奥)
「ディズニー てあそびいっぱい! おうちにへんしんジム」は、0歳から2歳ごろまで長く愛用できるベビージムです。ねんねの時期はマット付きのジムとして、ぬいぐるみやミラーを見たり触ったりして遊べます。おすわりが安定したら、木のおうちに変形させてお人形遊びを楽しむことが可能です。
ぬいぐるみには押したり振ったりすると音が鳴る仕掛けがあり、赤ちゃんの好奇心を刺激してくれます。また、成長がひと目でわかる身長計や、月齢フォトを撮るのに便利なシートなど、ママやパパにもうれしい工夫が満載です。
対象年齢:0か月~
サイズ:44.5 x 58 x 56.5 cm; 2.63 kg
「モンポケ 7ステップ メリージム」は、ベッドメリーからねんねジム、つかまり立ち用のジムまで、成長に合わせて7つのステップで遊べる多機能なアイテムです。
メロディボックスには、赤ちゃんが心地良く感じるオルゴール曲や胎内音、自然音が入っています。一人遊びを促す効果が期待できるほか、寝かしつけにも活躍してくれるでしょう。
ふわふわで可愛らしいモンポケのぬいぐるみは取り外し可能でラトルとして使用でき、お出かけにも便利です。
対象年齢:0か月~
サイズ:76 x 51 x 43 cm; 2.3 kg
プレイジム、ビジーボード、ウォーカーの3つの機能を兼ね備えた知育玩具です。新生児から使用でき、発達段階に合わせて簡単に変形できます。カラフルなおもちゃや人形が、赤ちゃんの視覚や触覚、手指の発達を促します。また、足で蹴ると音が鳴るピアノは、聴覚や運動能力の向上に効果的です。
つかまり立ちができるようになったらウォーカーとして活用でき、一人歩きをサポートします。ロックタイヤ機能や丸角デザイン、高さ調整可能なハンドルなど、赤ちゃんが安全に遊べる設計も魅力です。
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参考文献
ママリ(mamari).“ベビージムは必要?いつからいつまで使える?メリット・デメリットとママの口コミまとめ”.https://mamari.jp/7443,(参照 2025-01-31)