「トイレの踏み台は必要なのでしょうか?」
「トイレトレーニングにおすすめの踏み台はどれなのでしょうか?」
トイレトレーニングを始めるにあたって、踏み台を購入するかどうか悩んでいる方もいるでしょう。踏み台があると、子供が1人でトイレに座りやすくなり、トイトレをより安全かつスムーズに進められます。
この記事では、トイトレ用の踏み台を導入するタイミングやメリット、選び方のポイント、おすすめの商品を紹介します。
※2025年4月18日時点の情報です。
トイトレに踏み台は必要?導入のタイミングとメリット
トイレトレーニングでは、踏み台を取り入れるのがおすすめです。トイレは、大人が快適に使用できる高さに設計されています。子供の身長ではよじ登らなければ座れないため、転倒などのトラブルにつながりかねません。
いつから使うべき?いつまで使う?
トイトレで便座に座る練習を始めたら、踏み台を使用するとよいでしょう。トイトレを開始する年齢は、2歳〜3歳といわれていますが、個人差が大きいため一概にはいえません。「歩けるようになる」「おしっこの感覚が2時間以上空く」「自分でおしっこを伝えられるようになる」といったじょうたいになったら、少しずつトイトレを進めていってください。
また、トイトレが終わっても、子供が自分で無理なく便座に座れるようになるまでは踏み台を使いましょう。
トイトレに踏み台はいる?いらない?使うメリットを解説
トイレトレーニングに踏み台は必須ではありませんが、踏み台があれば子供にとってトイレがより快適な空間となり、トイトレがスムーズに進む可能性があります。トイトレ用の踏み台を使うメリットを見ていきましょう。
子供が1人でトイレに行ける
踏み台があると、子供が1人で便座を上り下りできるようになります。「自分でできた」という達成感を得ることで、自立心ややる気が芽生えるでしょう。
また、子供1人でトイレに行けるようになり、サポートが不要になれば、パパやママにとってもストレスの軽減につながります。
排泄時にふんばりやすくなる
家のトイレは子供にとって高く、足が床につきません。足がぶらぶらとして姿勢が安定しないため、排泄をするときに力を入れにくくなります。
踏み台を使用すれば、便座に座ったときに足が届き、とくに排便がしやすくなります。子供の身長に合わせて、両足がしっかりとつく高さの踏み台を用意しましょう。
トイトレにおすすめの踏み台の選び方
トイトレ用の踏み台にはさまざまな種類があるため、どれを選べばよいか悩む方は多いでしょう。踏み台を選ぶ際に押さえておきたいポイントは以下のとおりです。
- 安全で子供が使いやすい形状
- 大人の邪魔にならない
- 成長に合わせて長く使える
選び方のポイントを詳しく解説します。
安全で子供が使いやすい形状
トイトレ用の踏み台を選ぶ際は、子供が自分で無理なくトイレに座れて、座ったときに足がつくかどうかをチェックすることが大切です。
1段タイプのほかにも、2段タイプや補助便座一体型、折りたたみ式など、さまざまな踏み台があります。子供が小さいうちは2段タイプを使う、トイレの座面が床から近かったり段踏み台が高かったりする場合は1段タイプを使うなど、子供の身長や月齢に合わせて、使いやすいタイプを選んでください。
なお、トイトレの踏み台は、トイレ専用のものだとトイレのカーブにフィットするように作られているため、より快適かつ安全に使用できます。
大人の邪魔にならない
トイレは家族みんなが使用するため、あまりに場所をとる踏み台だと、大人の邪魔になってしまいます。狭いトイレだと、圧迫感が出てしまう恐れもあります。
「スリムで収納しやすいもの」や、「置いたままでも大人が使えるもの」などを選ぶとよいでしょう。たとえば、省スペースで設置できる「アーチ型」や、コンパクトに収納可能な「折りたたみ式」の踏み台がおすすめです。
成長に合わせて長く使える
高さ調節が可能な踏み台であれば、子供の成長に応じて長く使い続けられます。また、1段タイプや2段タイプの踏み台は、トイトレが終わったあとも通常の踏み台として使用可能です。なかには、アーチ部分に蓋がついているものもあります。
トイレトレーニング以外でも踏み台を活用したい方は、汎用性の高さを重視して選んでください。
トイトレにおすすめの踏み台7選
ここからは、上記で解説した選び方のポイントを踏まえて、トイトレにおすすめの踏み台を7つ紹介します。
1段タイプや2段タイプ、補助便座一体型など、さまざまな踏み台を集めました。子供の成長に合った一台を取り入れて、トイトレを焦らずに少しずつ進めていきましょう。
サイズ:69 x 39 x 10 cm
「トイレ踏み台 NICKO」は、天然木を使用した、シンプルな1段タイプのトイレ用踏み台です。開口部は29cmで、くびれがあるトイレに適した設計となっています。また、開口部36.5cmの、くびれがないタイプのトイレに合わせやすいタイプもあります。自宅のトイレの形状に合わせて、適切なタイプが選べます。
スリムなデザインで、足側にカーブがついているため、置いたままでも大人がトイレを使用するときに邪魔になりません。また、折りたたみ式で、使わないときはすき間に収納することも可能です。
アーチ部分には蓋がついているほか、耐荷重が80kgあり、トイトレが終わってからも洗面台のステップとして使用できます。側面の持ち手部分には、可愛らしいスマイルマーク付きです。「ナチュラル」「ブラウン」「ホワイト」の3カラーからお家のレイアウトに合わせて選べます。
サイズ:69 x 39 x 10 cm
ぐらつきにくく安定感のあるコの字脚を採用した、60cmの幅広設計で、子供のトイレへの恐怖心をやわらげてくれます。滑り止めのラバーシートがついているので、さらに安定感を強化できます。また、子供が使うものなので、丸みのあるなだらかなデザインなのもうれしいポイントです。
アーチ部分に蓋をすれば、トイレ以外の場所でも活躍するでしょう。十分な広さがあり、イスとしても利用できます。耐荷重200kgのため、踏み台として大人が使用しても問題ありません。アルコール除菌が可能で、いつでも清潔に保てます。
「トイレサポートステップ」は、上り下りがスムーズにできる、2段タイプのトイトレ用ステップです。高さ25cmで、便座に座ったときに足が届きやすい設計です。また、上部のステップには滑り止め加工が施されており、安全に使用できる点も魅力です。
ゆるやかなカーブがトイレの形にフィットし、コンパクトなサイズ感で軽量なため、普段は端によけておいても子供が自分で設置できます。
サイズ:40.3 x 38.1 x 18.6 cm
「Rozally トイレトレーナー」は、補助便座と踏み台が一体になった、保育士監修のトイトレ用グッズです。安定性に優れており、子供が怖がらずにトイレに挑戦できます。
補助便座一体型でありながら、折りたたみが可能なコンパクト設計であることも魅力です。使用しないときは折りたたんでコンパクトに自立した状態で収納できます。
手すりがあるため、子供1人でもスムーズに上り下りしやすいです。パパやママにとっても、ストレスなくトイトレを進められるでしょう。もしものときの洗い替えクッション付きです。
サイズ:47.5 x 49 x 61 cm; 3.54 kg
「折りたたみ踏み台子供用」は、成長に合わせてステップを2段と3段のどちらにも調節できる、折りたたみ式の踏み台です。子供が無理なく上り下りできる13cmの間隔で段差が設計されています。
表面と底面には滑り止め加工がされており、安定感も抜群です。使わないときは、簡単な手順で折りたためて、スリムに収納でき、2段と3段の変換もスムーズに行えます。
トイレだけではなく、洗面所やキッチン、リビングなど、幅広いシーンで活躍してくれる一台です。
サイズ:35奥行き x 63幅 x 30高さ cm
「トイレ踏み台」は、木のぬくもりを感じられる、使いやすいデザインの踏み台です。成長に合わせて、高さを4段階に調節でき、4.76kgと軽量ながら安定感のある作りです。
幅広の構造で足がしっかりと踏み台につくため、子供のトイレに対する恐怖心をやわらげる効果が期待できます。踏み台の表面には滑り止めが付いており、安定性も抜群です。また、表面の滑り止め部分が清潔に保てるように溝が幅広くなっており、お手入れもラクラクできます。
開口部は40cmで、さまざまなサイズのトイレに対応しています。蓋をすれば普通の踏み台になるため、トイトレが終わってからも幅広いシーンで役立つでしょう。耐荷重200kgと頑丈に作られており、家族みんなで使用できます。
「アンパンマン ふみ台」は、子供が大好きなアンパンマンのイラストが付いた、シンプルな1段タイプの踏み台です。コンパクト&軽量で、子供が1人でセットできます。
ゆるやかなアーチのへこみがあり、トイレにほどよくフィットします。高さは約14cmで、子供が無理なく上り下りすることが可能です。
また、踏み台の全面に滑り止め加工が施されており、靴下を履いていても滑りません。可愛いイラストで子供のやる気を引き出しながらトイトレを進められるでしょう。
どれを選ぶか迷ったら?タイプ別おすすめ踏み台まとめ
たくさんの踏み台があると、どれを選べばよいか迷ってしまいますよね。ここでは、重視したいポイント別におすすめの踏み台を整理してみました。子供の性格やトイレの広さに合わせて、ぴったりの一台を選ぶ参考にしてください。
重視したいポイント | おすすめ商品例 |
---|---|
コンパクトで邪魔にならない | グランデ トイレ踏み台(折りたたみ式・スリム設計) |
安定感・安全性を重視したい | 2way トイレ踏み台(耐荷重200kg・幅広設計) |
価格を抑えたい&使いやすさ重視 | リッチェル トイレサポートステップ(軽量・滑り止め) |
一体型でサポートしやすいタイプがいい | Rozally 補助便座一体型(手すり付き・保育士監修) |
成長にあわせて長く使いたい | タンスのゲン トイレ踏み台(4段階調整・蓋付き) |
子供のやる気を引き出したい | アンパンマン ふみ台(キャラクターデザイン) |
それぞれの特徴を比較しながら、家庭の環境や子供の性格に合った踏み台を選んでみてください。お気に入りの一台が見つかれば、トイトレの時間も楽しいものになるはずです。
まとめ|トイトレを楽にするなら踏み台の導入を
トイレのトレーニングをスムーズに進めたいのであれば、踏み台を取り入れるのがおすすめです。成長段階に合った踏み台を使用することで、子供にとっても、パパやママにとっても負担の軽減につながるでしょう。
トイレ専用の踏み台を使うのがベストですが、蓋付きのものや、高さ調節が可能なタイプを選べば、トイトレ後も洗面所やキッチンなどで多用途に使用できます。
子供が1人でトイレに行きたくなるよう、踏み台でより快適な空間づくりを目指しましょう。
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参考文献
prtimes,“トイレトレーニングを始める時期は、 春から夏にかけてが全体の約8割”,
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000341.000000120.html,(参照 2025-04-18)
西松屋,“楽しくはじめよう!トイレトレーニング”,
https://www.24028.jp/special/toilet-training,(参照 2025-04-18)